9月1日(木)
9月に入りました。朝の空気には熱気が感じられませんでしたが、日中はまだまだ残暑を感じました。台風10号は秋を運んできてくれたとまでは言えませんが、空は確実に高くなっていました。
お昼に出た帰りに八百屋さんの軒先をのぞいてみたら、緑色の温州みかんが目に留まりました。ハウス物のみかんらしい色の、皮の柔らかそうなみかんはすでに出回っていますが、皮が硬くて口が曲がるほど酸っぱそうな色のみかんは、今シーズン初めてです。8個ぐらい入ったネットが税抜き498円でしたから、お手ごろだと思い、買ってしまいました。うちへ帰ってから味わってみたいです。
暑さ寒さも彼岸までと言いますから、これから多少のでこぼこはあるでしょうが、次第に涼しくなっていくと思います。もう暑い盛りは過ぎましたが、今年の夏は当初予想されていたほど暑い夏ではなかったような気がします。少なくとも東京はそうだったと思います。気象庁のデータによると、熱帯夜がわずかに8日でした。去年は26日でしたから、3分の1以下です。真夏日はほぼ同じですから、夜の涼しさが暑い夏とは感じなかった原因なのでしょう。
ここまで考えて、もしかすると、これは私だけの感想かもしれないと思い始めました。私はエアコンを使わず窓を開けて寝ますから、夜の暑さ涼しさは普通の人より敏感に感じます。一方、日中は、朝の通勤ラッシュのはるか前から日がとっぷり暮れるまで校舎の中にいますから、暑さを感じることがあまりありません。普通の生活をしている人にとっては、長期予報のとおりに暑かったのでしょうか。