先延ばしの原因

8月13日(土)

月曜日の中間テストの問題作りにいそしみました。でも、昨日までに済ませている先生方も多く、私はちょっとで遅れ気味でした。私が作らなければならなかったのは1科目だけでしたから、そんなに時間を要することなく無事に終わりました。

じゃあ、どうしてそういう作業をぎりぎりまでしなかったのでしょうか。やらなきゃいけないとわかっていつつ先延ばしし続けてきた結果だとも言えますが、今学期は理科の受験講座で答案の添削をしているからという面も見逃せません。EJUよりだいぶ難しい問題を題しているため、解き方を聞きに来たり、とりあえずたどり着いた答えを確かめに来たりする学生が多いのです。また、添削そのものも、各学生に合わせたオーダーメードみたいなところがありますから、何かと手間ひまがかかります。そんなわけで、他の仕事に取り掛かるタイミングが遅くなってしまっているのです。

私は共通一次初年度生で、マークシート時代の初期の頃に受験期を迎えました。マークシートに浸った身として、やっぱり本当に力が付くのは記述式の問題だなと思うのです。マークシートの問題も工夫されてきてはいますが、理数系は、式を立てたり論理を展開したりという力が不可欠であり、それが養えるのは選択式の問題ではありません。

そうはいっても、添削はしんどいです。初回、学生のたくさん問題をやらせようと張り切りすぎたら、返ってきた答案の処理でとんでもないことになってしまいました。それからは反省して、今は「適正規模」にしています。

月曜日は中間テストですが、学生たちには新たな宿題を渡さなければなりません。再来週は夏休みですから、夏休みの宿題を兼ねたものにしましょうか…。

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