4月27日(水)
最上級クラスでグループ活動をさせてみました。私の担当した日は個人活動ばかりだったのですが、授業に変化を付けるのと、学生に喝を入れるのとを兼ねて、4~5人1組で課題に取り組んでもらいました。
リーダーになってくれそうな学生を各グループに分散させ、国籍や性別を考慮してグループを作りました。いざ、活動に取り掛かると、予想外の学生が活躍し始めました。いつもは反応が薄いCさんやKさんなどがいつの間にかリーダーになっていたり、逆に引っ張っていくことを期待していた学生がぶら下がり役立ったりと、意外な展開が繰り広げられました。
授業での発言の多寡で、無意識のうちに、リーダー役を期待したりダメだろうと決め付けたりしていたことに気がつきました。20人の前には立てなくても、数人相手だったら仕切っていける人がいても不思議ではありません。自分の得意分野なら、語れるものを持っているテーマなら、グループの他のメンバーから頼りにされて、いつの間にかリーダーになっていたっていうこともありえます。
また、このクラスは大半が初めて受け持つ学生ですから、性格がつかめていないというか、気心が知れていないというか、学生たちには私の知らない面がたくさんあります。それゆえ、学生を眺める角度がちょっと変わっただけで、学生が非常に新鮮に見えてくるのです。
来月の運動会では、最上級クラスの学生には、競技役員として競技の進行を支えてもらうことになっています。その際、どの学生にどんな役を割り振るかを見極めなければなりません。その参考資料をこっそり集めてもいるのです。CさんやKさんには、ちょっと重要な仕事をしてもらおうかな…。