4月14日(月)
先週末に日本語プラスの学生登録をし、各学生にメールで時間割を送りました。週が明けると、あちこちから登録訂正の依頼が来ました。こちらの入力ミスかもしれないと思い、学生がこちらに送ってきたデータと照らし合わせてみると、入力ミスはありませんでした。学生の入力ミスか勘違いばかりでした。
入力フォームはそんなに難しく作ったつもりはないんですがねえ。やっぱり、日本語が読み取れていないんだなあと思いました。入力フォームには時間割表までつけておいたのに、同じ曜日・時間帯の科目を2つ登録してしまった学生がいました。文系と理系の数学の両方にチェックを入れた学生もいました。
時間割を見ながら自分に必要な授業を見つけ出して科目登録するというのは、大学に入ったら毎学期必ずすることです。大学の科目登録よりもはるかに単純なKCPの日本語プラスの登録すら満足にできないようだと、先行きは明るくありません。
こういうことも含めて、日本で勉強していくには何が必要か、日本語でこんなことができるようになっていなければ進学先で困ってしまう、などということも実地に示して指導していくのも、日本語学校の役割です。そう考えて、メールを見て違うと訴えてきた学生には、ちゃんと話を聞いて、最終的には修正に応じます。
だから、一番困るのは、何も訴えてこない学生です。日本語プラスの時間割が送られてきているよとクラスの先生から言われているにもかかわらずメールをチェックせず、登録した授業に出ず、結局不本意な進学に甘んじざるを得なかった学生が、毎年必ず出てきます。
いずれにしても、2026年度入試の戦いはもう始まっています。2か月後の6月のEJUが最初の決戦です。
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