おはようございます?

12月4日(水)

朝から、来学期の新入生へのオンラインインタビューをしました。プレースメントテストの結果、中級以上と判定された新入生のレベル決定をするための面接です。アメリカ本土にいる学生もいるため、朝8時から始めました。

「日本は“おはようございます”ですが、Pさんのところは、今、何時ですか」「あ、今、夕方の6時です」「じゃあ、“こんばんは”がいいのかな?」なんていう調子で、緊張をほぐしながら始めました。

それが効いたからかどうかわかりませんが、Pさんは実にのびのびと話してくれました。私は覚えていなかったのですが、10年近く前にもKCPで勉強したどうです。その後大学に行って、卒業して、アメリカで働いて、でも日本で働きたくてまたKCPで勉強しようと思ったそうです。

同じアメリカのAさんも、日本で就職したいと言っていました。来年7月のJLPTでN2を取り、仕事を見つけたいのだそうです。こういうふうに明確な目標を持っていると、崩れにくいんですよね。しかも、大学を卒業していますから、大人の分別も持ち合わせています。こんな学生がクラスに1人いると、クラスが引き締まるものなのです。

もう1人のSさんはアメリカの人ではありませんが、大学で歴史や文学を勉強したいと言っていました。国で入った大学は自分の勉強したいことが勉強できないので、退学して、日本で大学に入り直すのだそうです。歴史や文学なら、K大学がいいと薦めておきました。

面接した3人とも、発音がよかったのが印象的でした。もちろん、外国人特有のイントネーションはありましたが、発音そのものに変な癖がなく、聞き取りやすかったです。

あと1か月少々で、この3人に会えます。今から、とても楽しみです。

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