11月28日(木)
今朝、しばらく飾っておいたりんごをいただきました。そうです。毎年いただいている、A先生のご実家のりんごです。最初から赤いのを選んだのですが、1週間ほどカラーボックスの上に置いておいたら、赤みがさらに深まったような気がしました。もちろん、ほのかな香りもふりまいてくれました。
いつもは、朝の果物はバナナ1本なのですか、りんごは口当たりがサクッとしていて、あっという間に1個食べてしまいました。報道によると、りんごは、今年、高値が続いているようです。調べてみると、いただいたりんご1個で、バナナが1房は無理でも、数本は買えそうです。そんなのを一気食いみたいにバクバク食べてしまい、少し後悔の念が浮かんできました。でも、全部食べた時の満足感は、何物にも代えがたいものがありました。
そんな満ち足りた気持ちで出勤すると、机の上には昨日の仕事の残りが、ゆうべ退勤した時のまま鎮座していました。だから満ち足りた気持ちがしぼんでしまったのではありません。その逆に、授業が始まる前にこの仕事を片付けてしまおうと気合を入れるために、りんごを丸ごと1個という贅沢をしてきたのです。
その威力は絶大で、りんごの歯ごたえのごとくサクサク仕事が進み、積み残しは解消しました。義務感にさいなまれ、眠い目をこすり、ドライアイを目薬でごまかしながらしていた仕事が、予定よりかなり早く片付いてしまいました。おかげで、明るい気持ちで授業に臨めました。プチ贅沢って、たまには必要なんですね。
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