10月12日(土)
来週の火曜日から日本語プラスが始まりますから、名簿を作ったり学生に時間割メールを送ったりといった仕事をしました。10月期は、学期が始まって1か月ほどでEJUがあり、2か月弱でJLPTがあります。そのための追い込みの授業と、翌年の6月のEJUや7月のJLPTに勝負をかける学生向けの授業と、二兎を追うことになります。学生の側も、早く進学したいという気持ちと、もう1年勉強して“いい大学”を狙いたいという気持ちが交錯する時期です。そういうことに関する、答えるのが非常に難しい進学相談が増えるのもこの学期の特徴です。
私も、連休明けの火曜日にいきなり2つの受験授業が待ち構えています。11月10日までは目の前に試験が迫った学生たちのケアを優先し、来年6月に高得点をと考えている学生には、EJUが終わってから目をかけていきます。学生たちが今考えているような大学に入るには、6月のEJUが天王山です。でもその天王山に勝つには、半年以上も前の今から助走を始めなければなりません。
今、大きな顔をしてのさばっている学生たちも、1年前はピヨピヨしていました。ただし、順調に育って主力メンバーになった学生もいれば、途中のレベルの主みたいに同じレベルで足踏みしながら大きな顔をしている学生もいます。何がこういう差をもたらすんでしょうねえ。
ピヨピヨのみなさんには、1年先輩の実力の高さも、それでも悩む姿もしっかり記憶して、来年の今頃には大黒柱になっていてもらいたいです。
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