何の名月?

9月17日(火)

今晩は中秋の名月です。しかし、日中の最高気温が33.4度では、到底“秋”とは呼べません。昼間の青空の色はいくらか秋めいてきたかに感じますが、蒸し具合はまだまだ夏です。ですから、中秋ではなく、せいぜい晩夏の名月ですね。明日の朝の予想最低気温は26度となっていますから、熱帯夜で迎える中秋の名月となりそうです。そういえば、ススキは穂を出しているのでしょうか。

昨日、おとといあたりは各地でお祭りが行われました。9月の半ばですから秋祭りのはずなのですが、おみこしを担いだり山車を引いたりする人たちにとっては、熱中症に気を使いながらの夏祭りそのものだったでしょう。私が見かけたお祭りも、大汗かきまくりのまさに夏祭りでした。

しかし、週間予報によると、今週末は最高気温が30度を下回るそうですから、その通りならまさに“暑さ寒さも彼岸まで”です。それでも、平均気温に比べるとだいぶ高いのですがね。10月になったらクールビズが終わって、またスーツ姿に戻ることになっていますが、果たして戻れるでしょうか。夏装束をもう半年延ばした方がいいでしょうか。考えどころです。

今年は本当に異常気象だったと思います。お米をはじめとした農作物の実りはどうなのでしょう。どれもこれも不作となったら、冷害ならぬ“暑害”とでも呼ばなければなりません。すでに、昨年、お米は品質がガタッと下がっていますから、“暑害”は既に顕在しているとも言えます。ある種の魚の不漁も、その一つでしょう。

地球温暖化は、もう戻れない一線を越えてしまったのかもしれません。

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