小池さんの目

7月10日(水)

初級から超級まで、学校全体のカリキュラムを見直そうと考えています。そうすると、例えば縦軸にレベルを配置し、横軸に読解とか作文とか会話とかといった科目を取った一覧表を作りたくなります。そこに各レベルの到達目標なども盛り込んで、作ってみました。

作るのはエクセル上ですから、必要事項を次から次へと書き込んでいくのも、わりと楽です。行も列も簡単に増やせますから、気がつくと、モニター画面の数倍もありそうな巨大な表が出来上がってしまいました。

ところが、全体像を把握しようとすると、かなり縮小しないと画面に入りません。印刷したら、字が小さすぎて、老眼の私には全く読めませんでした。これでは、全体を俯瞰するなど到底無理です。ある科目の初級から超級までとか、最上級レベルの授業内容とか、表の一部を限定すれば見られますが、科目間、レベル間の有機的なつながりを確認したいとなると、せっかくのエクセルですが、力不足です。

都知事選は、結局(予想通り?)、小池さんが当選しました。某大学の研究によると、小池都政は100点満点で34点だそうですが、都民は未知数よりも34点を選びました。小池さんには、他の候補者よりも、都政全体が見えていると都民が感じたからこそ、300万票に近い票が集まったのだと思います。KCPのカリキュラムを都政と同列に扱うなど、烏滸がましいにも程があると言われそうですが、このところそんなことを考えています。

こういう一覧表は、AIにお願いすると、気の利いたのを作ってくれるのでしょうか。

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