心のこもったお土産

7月6日(土)

お昼ごろ、仕事をしていると、Dさんが来ました。「先生、一時帰国のお土産です」と言って、小さな手提げ袋をくれました。国のいろいろなお菓子を買って、それを少しずつ詰め合わせてくれたようです。今まで教えてもらった先生ひとりひとりに配っていました。

袋の中を見てみると、パッケージの文字は読めませんが、絵を見ればどんなお菓子かいくらか見当がつきます。トウモロコシの絵の小袋は、とんがりコーンみたいなものでしょうか。手触りからするとおせんべいみたいなもののようですが、Dさんの国にはおせんべいはありませんから、一体何なんでしょう。小さなお菓子も入っていて、すき間なく詰まっていました。Dさんの手作り感があふれていて、心が温まりました。

さて、Dさんは、お菓子を配りにわざわざ学校へ来たのでしょうか。実は、明日のJLPTの受験票を取りに来たのです。学校で一括して出願したら、受験票が届いたのが期末テスト後になってしまい、学生にご足労願っていた次第です。Dさんは国で日本語を勉強していたのかなあ。お土産を配るときの日本語はそんなに怪しくなかったような気がしましたが、果たしてどうでしょう。

また、明日は都知事選挙の投票日でもあります。でも、このままいけば、私は候補者に1人も会わずに投票日を迎えることになります。56人も立候補したのに、実物を見ることはついぞないまま、選挙運動時間の終了時刻が近づいてきています。まあ、選挙公報を見れば入れるべき人は選べるでしょう。

日本語教師養成講座へのお問い合わせはこちらへ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です