ワンツーフィニッシュ

11月2日(木)

みなさんはJPETをご存じでしょうか。Japanese Proficiency Evaluation Testの略で、JLPTほど有名ではありませんが、外国人の日本語能力を測定するテストの1つです。JPETは、合否方式のJLPTとは違って、結果がスコアで表されます。そんなこともあり、KCPではここ数年、自分の日本語能力を知るために、その能力を証明するために、学生にJPETの受験を勧めています。

今年の夏に実施されたJPETで、KCPのCさんとSさんが、全受験生の中で得点の1位と2位になりました。しかも、JPETの実施団体からは、3位に大きな差をつけての抜群の成績だったと聞いています。また、そこからいただいたデータによると、Cさんは上級レベルの問題の正答率がほぼ100%で、Sさんは初級中級の問題がほぼパーフェクトでした。どちらにせよ、誤答が数えるほどしかないすばらしいスコアでした。どういう見方をしても、外国語レベルの国際的な評価で言えば最高ランクのC2になります。

午前中の授業の後、2人の表彰式をしました。実施団体から届いていた賞状と記念品を渡しました。本当は全校学生を集めて行いたいところでしたが、なかなかそういう機会は作れないので、クラスの学生の前でささやかな晴れ舞台を設けました。

CさんとSさんに晴れがましい思いをしてもらいたいことはもちろんですが、それ以上に、そういう優秀な学生と一緒に勉強しているんだということを、クラスの他の学生にも感じてもらいたいです。自分だってCさんやSさんに勝るとも劣らぬ日本語力を持っていると思った学生もいたことでしょう。次は、それを目に見える形に表してほしいところです。さしあたり、12月のJLPTのN1で180点満点を取ることを目指してもらいたいです。

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