8月28日(月)
先学期の大学・大学院の進学フェアに続き、専門学校の進学フェアが6階でありました。午前の授業の後、学生対応を済ませて会場へ行くと、各校のブースにそれなりの人だかりができていました。今シーズンは専門学校志望の学生が少ないとも聞いていましたから、一安心しました。
AさんとBさんは大学院志望と言っていましたが、調理の専門学校の話を聞いていました。方向転換したわけでもなさそうですが、少しでも興味のある分野について、具体的な職業、言い換えれば自分の将来についての話が聞けるという点が、この進学フェアの一番魅力的なところではないかと思います。ほかにも、専門学校が第一志望ではないはずの学生が何名か来て、かなり真剣に話を聞いていました。
ZさんとYさんは、最初から専門学校志望で、体験入学に参加したC専門学校のブースに顔を出していました。「体験入学に参加したからもういい」ではなく、何回でもその学校のイベントに行って顔と名前を売っておくことが大切です。学校との相性がいいことをこれでもかというほど確認しておくと、進学してから後悔することがありません。専門学校は、大学に比べるとこういうことができるチャンスに恵まれています。これを利用しない手はありません。Xさんもそんな感じで、D専門学校の顔見知りの先生と話をしていました。
専門学校は9月から入試が始まります。進学フェアで話を聞いたからでしょうか、専門学校の指定校推薦について聞きに来た学生もいました。この稿でも何回か述べていますが、進学は早くから騒ぎ始めた学生が、結局は勝ちます。Aさんたちは何かをつかんだのでしょうか。
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