久しぶりのご対面

5月15日(月)

中間テストの試験監督のクラスには、先学期受け持っていた学生が何名かいました。1つ下のレベルから、順調にというか年功序列式にというか、まあ、とりあえず進級した(させた)学生と、もう1つ下のレベルから飛び級的に進級した学生が在籍しています。正直に言うと、飛び級組の学生の方がよくできます。先学期のクラスでの様子で言うと、勉強に対する意欲が違いました。

さて、テストが始まると、やっぱり飛び級組のほうがスラスラと問題を解きます。とりあえず組は、頭を抱えて動かなくなってしまったり、さっさとあきらめて提出したりと、採点するまでもなく、担任のK先生の頭痛の種となることは明らかです。飛び級組は、スラスラ解くばかりではなく、じっくり考えるべきところは時間をたっぷりかけて、結局試験時間いっぱいまで粘っていました。これも意欲の違いでしょう。

このクラス、自分が送り込んだのが“???”な学生たちでしたから、果たしてクラスが成り立っているか心配でした。でも、試験監督としてクラスに入ってみると、飛び級組のほかに奨学金面接で好印象だった学生や、新入生のオリエンテーションで光っていた学生や、よくできると噂の学生もちらほらいて、教え甲斐のありそうなクラスだなと感じました。となると、“???”な学生たちはどうなのでしょう。

担当しているK先生やA先生に聞くと、案の定、クラスのお荷物になっているようです。この学生たちは、進学するつもりはあるのですが、それが学習意欲に結びついていません。適当に勉強していればどうにかなるだろうという考えがあるようです。そんな考えじゃ進学できないと先学期さんざん言って聞かせたのですが、新年度になったら時間に余裕ができたと思っちゃったのでしょうかね。1月期にまた受け持つのは、いやですよ。

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