11月26日(木)
ゆうべ、雨の中を帰宅するとき、手がとても冷たくなりました。だから、今朝は手袋をはめて家を出ました。コートにマフラーに手袋、気が付いたら冬のフル装備です。気象庁のデータを見ると、今朝の出勤時の気温は6度台で平年並みでした。ずいぶん寒く感じましたが、今までが暖かすぎたのでしょう。
このぐらいの寒さになると、クラスによって教室に暖房を入れたり入れなかったりで、教室の温度に結構な差がつきます。昨日のクラスの教室はガンガンに暖房が利いていたのに、今朝のクラスの教室は「切」。学生が寒がっていないようなので、私が勝手につけるのもどうかと思い、そのまま授業をしました。まあ、教師は上級でも授業中ちょこまか動きますから、凍えそうになるなんてことはないんですけどね。そうそう、風邪を引いてからヒートテックを着込んでもいるし。
このクラスにはドンみたいな学生はいませんから、ある特定の学生の感覚によってのみエアコンのON-OFFがなされることは考えられません。寒かったら「寒い」って言いそうな学生が黙っていましたから、許容範囲内の寒さだったのでしょう。
一方、昨日のクラスは出席率ほぼ100%で発言力もある学生が、エアコン権を握っていると見ています。その学生が寒がりかどうかまではわかりませんが、他の学生は多少暑くても文句を言いそうもないなあ…。
微妙な綱引きが繰り広げられるクラスもあります。「先生、寒いです」「寒くないです」って応酬は、意外に初級に多いのです。日本語で先生に注文をつけられることを楽しんでいるって側面もありそうです。上級は、そんなことには冷めちゃってますからね。
予報によると、明日は天気は回復しますが、朝は10度をだいぶ割り込むみたいです。教室のエアコンはどうなっているでしょう。