2月28日(火)
学校を休んでWさんに電話をかけて理由を聞きました。「足が痛くて歩くのが大変でしたから病院へ行ったら、尿酸値が高いと言われました」「えっ、それって痛風ってこと?」「は、何ですか?」となってしまいましたが、足が痛くて尿酸値が高いとなれば、痛風に決まっています。
Wさんに限らず、私の周りの学生には、高血圧とか腰痛とか肥満とか貧血とか、生活習慣病が疑われる人が多くて困ります。そう言われていなくても、不健康そうな顔つきをしている学生をよく見かけます。昔は“アルバイトのし過ぎは万病の元”でした。しかし、今はアルバイトをする学生が珍しくなりました。ですから、それ以外の生活習慣に何らかの原因があるはずです。
まず、食生活が怪しいです。休み時間にコンビニまで猛ダッシュしておやつを仕入れて、授業が始まりまでに大急ぎでぱくつく学生が少なくありません。朝食抜きは昔から多かったですが、昼食夕食もいい加減な学生が増えている気がします。お菓子で3食済ませてしまうという話もよく耳にします。私も食生活は自慢できたものではありませんが、野菜と果物とヨーグルトとという具合に、どうにかバランスを保とうとしています。学生にはそういう意識が薄いように思えてなりません。
それから、ストレスです。我々教師もストレスを与える側に回ることが多いですが、教師以外が源となっているストレスが多くなっている気がします。家族の期待、自分が自分にかけるプレッシャー、住環境でのいざこざ、日本の生活になじみきれない、進学に対する焦りなど、数え上げたらきりがありません。
運動不足もあるでしょう。エレベーターに列をなす学生を何とかしたいです。先日の御苑でも、なかなか行きたがらなかった学生が何名かいました。Pさんもその1人でしたが、行ったら大はしゃぎしていました。体を動かすのを億劫がって、本当に動かさないままになっている例が多いのではないでしょうか。まあ、痛風になってしまったら、動かすどころの騒ぎじゃありませんが。
あさっては、葛西臨海公園まで行きます。学生には、せいぜいたくさん歩いてもらいましょう。
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