2月27日(月)
先週あたりから、演劇部が地下活動を続けています。演劇部は3月10日の卒業式で発表をする予定です。今年の卒業式はKCPの6階講堂ではなく、数年ぶりに四谷区民センターで行われます。そのステージに立とうと、N先生のご指導の下に、地下の多目的室で日々練習に励んでいるのです。私もチョイ役をいただいていますから、昼休みにその練習に呼ばれた次第です。
6階講堂ならマイクなしでも会場中に声が届くでしょうが、四谷区民センターとなるとそうはいきません。ですから、限られた本数のマイクをどう回すかも考えながらステージ上での動きを決めていきます。私も「Aさんからマイクをもらって…」と、マイクの動き指示も受けました。
私のセリフはほんの二言三言ですから知れたものです。でも、年のせいか、それがなかなか頭に入らないんですねえ。しょうがないですから言葉の勢いと動きで周りを圧倒して、セリフのあやふやさをごまかしています。まあ、大体どんなことを言えばいいかは頭に入っていますから、それに合わせていけば大崩れはしないでしょう。
学生たちは、セリフもたくさん出し、振り付けもあるしで、私の数倍かそれ以上に負担があるはずなのですが、みんな果敢にそれに立ち向かっています。練習のたびに改良案が出てきて少しずつ形が変わりますが、そんなことなどものともせずにどんどん吸収していきます。伸びようとする力は、見ていて気持ちがいいです。
来週の金曜日が本番ですが、それまでにみんなが揃って練習できる機会はそんなに多くありません。でも、この勢いなら卒業生へのすばらしいはなむけになるのではと期待させてくれます。
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