2月7日(火)
火曜日は、前半は通常クラスで授業し、後半は選択授業です。そのため、クラスの学生がバラバラになります。すると、怪しい動きを見せる学生が現れます。
Eさんは選択授業での発表が嫌で逃げているようにしか見えません。前半はしっかり授業を受けていたのに、その後帰ってしまいました。担任のT先生には机にぶつけたところが痛むので早退したとかいうメールが届いたそうですが、教室を出るときは、「先生、さようなら」と言いながら元気そうでした。
Jさんは、その点少しだけ良心的です。授業の終わりに、「用事がありますから帰らなければなりません」と言ってきましたから、「選択授業の先生に言ってから帰ってください」と突き放しました。少しでも言い出しにくい状況を作り出そうと抵抗しましたが、どうやらきちんと断って帰ったようです。そもそも、留学生には学校の授業より大事な用事はないはずなのですが、正直に言ってきたことに免じて深くは追及しないことにしました。
先週選択授業を無断欠席したSさんにはきつく𠮟っておきました。しかし、また選択授業だけ休みました。担当のA先生にメールを入れただけましかもしれませんが、腰痛という疑問符をつけたくなる理由でした。
Bさんは、前半の授業にはいませんでした。選択授業も私のクラスなのですが、教室に入るといるじゃありませんか。授業が始まる前に前半を欠席したわけを言ってくるかなと思いましたが、出席を取るために名前を呼ぶと、素知らぬ顔で「はい」と応じました。授業が終わるとそのまま帰ろうとしたので、直ちに捕まえて「Bさん、あんた、朝の授業はどうしたの!」と聞くと、「寝坊しました」の一言。反省の色が薄そうでした。でも、消える学生よりはましかな。
日本語教師養成講座へのお問い合わせはこちらへ