3月6日(金)
今日は啓蟄、そろそろ暖かくなってもらいたいところですが、曇りがちでいまひとつ気温の上がり方が鈍い一日でした。それでも12度まで上がりましたから、春は近づいているのでしょう。私も今月から服装を真冬モードからちょっと薄いものに替えました。
2月は1か月で最高気温の平年値が1.9度しか上がりませんが、3月は1日と31日で4.2度違います。冬の残滓が感じられる初旬から桜が開花する下旬まで、季節が大きく進むのがこの月です。1か月の最高気温の上がり方だけから言えば4月のほうが大きいですが、3月には冬のトンネルを抜けた明るさがあります。それゆえ、数字以上に暖かくなった感じがするのでしょう。
この逆が10月じゃないでしょうか。月初めは夏を思わせるような日もありますが、末にはコートがほしくなる日も出てきます。最高気温は9月のほうが大きく下がっていきますが、季節が進んだことを強く感じるのは10月のほうです。11月の気配を感じると、やっぱり冬とか木枯らしとかを連想しちゃいますよね。
東京の桜の開花は25日前後という予想が出ています。25日ならちょうど期末テストの日です。去年は仮校舎でしたから花園小学校の校庭が通勤路で、日々つぼみのふくらみ具合が観察できました。今年はなかなかそういうわけにはいきませんが、つぼみのほのかな赤みをどこかで感じたいものです。
日本語は啓蟄ですか。二十四節気ならてっきり中国と同じ言い方で「驚蟄」だと思いました。古い言い方の啓蟄を使っていますね