4月13日(水)
室内にいても汗ばむ陽気でした。教室との行き来で外階段を使うと、スーツの上着が鬱陶しくなりました。最高気温26.4度の夏日ですから、当然ですね。
理科系の受験講座が始まりました。今学期は新しいメンバーが加わりました。先学期までのメンバーでも、Kさんはずっとオンラインでしたから、対面では新メンバーです。対面授業での初めての質問は「今学期はオンラインの学生はいないんですか」でした。Kさん自身も苦労が多かったんでしょうね。今学期初めての学生も、6月19日のEJUには申し込んでいますから、それまでは本番に向けての特別メニューでいきます。基礎部分は省略で、数学は微分積分を中心に進めていきます。
対面だと、問題をさせた時にどのくらい手が動いているか一目瞭然ですから、学生の理解度を見積もりやすいです。前半手が止まっていたPさん、後半はプリントの余白やノートにせかせかと計算式を書いていました。表情にも余裕が出てきて、どうやら理解が進んだようです。Gさんはコンスタントに手を動かしていました。高校卒業間もないですから、私の話が高校の授業にすぐつながったのでしょう。
一方、Yさんは欠席でした。先学期、いくつかの大学を受験しましたが、桜は咲きませんでした。日本語学校在籍期間1年延長の特例を使って4月以降も残ったものの、この調子では見通しは明るくなさそうです。去年のEJUの成績だって、胸を張れたものではありません。6月に気合を入れてすばらしい成績を取れば、早々に合格を決められるんですがね。そういうポジションにいることを自覚していないのでしょうか。
欠席者もいましたが、教室には外とは違った熱気がこもっていました。
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