新しいスピーチコンテスト

9月2日(木)

久しぶりのスピーチコンテストを、初めてのオンラインで開催しました。私は審査とりまとめ役でしたが、集計方法などで戸惑いました。各教職員、それぞれの担当でそれぞれの苦労があったようです。昨日までリハーサルを繰り返しましたが、実際にやってみると意外なところから問題が噴出してきました。致命的な失敗はありませんでしたが、明日に向けての反省材料はたっぷりあります。そうです。今回は2日間の分散開催なのです。

オンライン授業のためスピーチの練習の機会が少なかったのではないかと心配していましたが、それを跳ね返して立派なスピーチをしてくれました。今までに比べて開催時期が遅いことが有利に働いた面もあるようです。授業や面接では発音の悪い学生をたくさん見てきましたが、さすがにクラス代表に選ばれただけあって、きれいな発音を聞かせてもらえました。発音はやっぱり訓練の量がものをいうのですね。

ただ、自室でパソコンに向かって話しているからでしょうか、熱弁が少なかったように感じました。印象的なスピーチは、会場の生の反応との相乗効果で生まれるものです。拍手や笑い、うなずきに支えられて練習以上のスピーチを繰り広げる学生がいたものですが、今回はそういう大化けのスピーカーはいなかったようです。

自室からのスピーチならではの工夫もありました。自分が飼っているペットを見せてくれたり、いかにもリラックスした表情で話していたりなど、今までとは違った雰囲気のスピーチもありました。

さて、明日はどんなスピーチが聞けるのでしょうか。

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