再起動

7月10日(土)

今学期は久しぶりに数学の受験講座を担当します。以前使ったプリント類を引っ張り出して、頭の中を数学モードに動かしていきました。

目的地が11月のEJUですから、4か月ほどしかありません。その間に文系も理系もその範囲を一通り触れなければなりません。少なくとも、理系なら微分積分に関しては、しかるべきレベルにまで持って行く必要があります。文系も、図形や整数論など、問題としてよく出るところは押さえておかないと、学生たちに志望校が狙える点数を取らせることができません。

4か月と言っても、本番直前は80分という試験時間内に過去問を解く訓練も必要ですから、いわゆる「勉強」に充てられる時間は、決して長くはありません。学生たちに自宅学習をする癖を付けさせることも、今学期の私の仕事です。理系だと、毎日2時間ぐらいは数学の勉強に使ってほしいですね。理科の勉強も2時間、日本語の勉強も2時間となると、これだけで6時間。TOEFLなど英語の試験も受けるなら、そのための勉強も欠かせません。受験生は時間がいくらあっても足りません。

私が担当している養成講座の講義の試験問題も作りました。こちらも、他の先生の講義や実技系の授業の準備もありますから、睡眠時間を削って取り組んでいます。ですから、教壇実習にどうしても必要な項目とか、日本語教師的な発想をするのに不可欠な内容とか、焦点を絞って問題を作りました。

来週からレベル4のクラスです。去年もおととしも、代講でちょいと入ったくらいじゃなかったかな。私の頭の中も、改造していかなければなりません。

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