3月3日(水)
7日が緊急事態宣言の期限ですが、ここへ来て雲行きがぐっと怪しくなりました。菅さんの力をもってしても、首都圏の知事が一致団結したら、解除はおぼつかないでしょう。実際、新規感染者数は下げ止まりどころか若干増える気配さえ見せています。世界的には増勢に転じたという報道もあります。
となると、4月期の新入生がどうなるか、非常に気懸かりです。予定通りに緊急事態宣言が解除されても、留学ビザの外国人がスムーズに入国できるか懸念されるのに、解除されなかったら絶望的でしょう。そうなると、去年同様に入学が後ろ倒しになり、日本語学習の期間がどんどん短くなり、…という一本道にはまり込みかねません。
EJUの出願が始まっていますが、今年は予定通り実施されるのでしょうか。11月の試験は、一部の会場が中止のやむなきに至りました。EJUのページによると、フィリピン会場がすでに中止になっています。まさかとは思いますが、東京都内の会場が中止に追い込まれたら、大混乱に陥ります。
こういう仕事をしていると、留学生が思い通りに進学できるかどうかに関心が集中してしまいます。努力を続けた学生が報われる形で、感染拡大防止の諸施策が遂行され、効果を上げることを切に願っています。政策の優先順位としては低いでしょうがね。
こちらとしては、なかなか家から出られない学生たちが精神的に参ってしまわないように、ということも考えておかねばなりません。いや、もう、動いています。「オンライン」を言い訳にしない教育を始めています。
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