1月26日(火)
授業はしませんでしたが、忙しい1日でした。
午前中は、12月のJLPTの結果分析。例年に比べて合格率が高かったのは、実力不足やN1記念受験の学生が受けなかったからでしょうか。昨年は7月が中止になりましたから、本来は7月で受かっているはずの人達が12月に受けて受かったとも考えられます。感染が広まりつつある時期でしたから、出願したものの受験せずに帰国した学生もいました。残念だったでしょうね。
午後一番は、Cさんのオンライン面接練習。受け答えが浅いこともそうですが、音声が途切れることが気になりました。「学校で受けてもいいよ」と水を向けてみましたが、すでに大学によるチェックを受けた後だと言います。よくOKしたなあと思いましたが、Cさんの部屋で受けることに決まっているそうなので、当日の通信状況が良好であることを祈るのみです。
一息ついて、次はNさんの進学相談。2つの専門学校のどちらにしようか迷っています。正直に言って、両校ともしっかりした学校で、勉強内容に大きな差があるとは思えません。学費も年に数百円の差ですから、ないに等しいです。Nさん自身が実際に見に行った時の感じも甲乙つけがたいものだったようです。結局、決め手になったのは、日本人の学生がどれだけいるかでした。日本人ばかりのクラスに放り込まれる方を選びました。
続けてH大学とS大学に受かったAさんの、どちらの大学がいいかという相談です。これまた両校とも名門ですから、1つを選ぶのは難問です。Aさんは真面目な学生ですから、志望校選びをする時点でどうしても行きたい大学に絞っています。それゆえ、受かった中から1つに決めるのは至難の業です。私にできることは、Aさんとは違う角度からの意見を伝えることです。そういうことを総合して、Aさんは大学院に進学する希望を持っていますから、6年計画という要素も加味して最終決定するように言いました。
最後は受験講座の説明です。今学期の新入生で受験講座を取りたいという学生がぽつぽつ出てきています。緊急事態宣言中でこちらにいらっしゃれない先生がいるため、休講中の授業があるのが心苦しい限りです。
明日も、午前中は進学相談です。
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