7月16日(木)
昨日の夜、学校を出たら半袖シャツから出た腕が寒かったです。丸ノ内線でも銀座線でも、私の周りに人たちは長袖が主流でした。季節が1つ戻ったような感じでした。
今朝、家のベランダに出るアルミサッシにうっすら水滴がついていました。開けると、冷気ではなく寒気と呼びたくなるような空気が部屋の中に入ってきました。これはちょっと耐えられないと思い、先月、ユニクロの安売りで買っておいたカーディガンを着て家を出ました。
家の外はカーディガンを羽織るくらいでちょうどよく、電車も窓を開けていますから暑いと感じることもなく、学校まで来てしまいました。職員室に入るとけっこうな気温で、カーディガンを脱いでしまいました。おそらく、鉄筋コンクリートに先週までの熱が蓄えられていて、それにコンピューターの排熱も多少は加わってたのでしょう。
午前午後ともに授業でしたが、ずっと半袖で過ごしました。最近の授業は学生にあまりしゃべらせるわけにはいきませんから、どうしても教師の発話が多くなります。そうすると知らず知らずのうちに体を動かし、だから体力を使い、ゆえに熱が発生し、そのためカーディガンなど不要となります。しゃべらなくても授業時間中3時間立ちっぱなしだし、学生の様子や理解度を見るために教室中を歩き回りますから、はたで見るよりずっと肉体労働です。
昨日は1日中オンライン授業でしたが、帰宅時まで全く寒さを感じませんでした。気が付くと、1人きりの教室で、パソコンのカメラとマイクに向かって必要以上の大きな声でしゃべっているんですねえ。「仕事に熱が入る」とよく言いますが、こういうのもその中に入るのでしょうか。
というわけで、カーディガンは私の机の上で丸まっています。でも、外に出たらひんやりするんでしょうから、また家まで活躍してもらいます。
日本語教師養成講座へのお問い合わせはこちらへ