7月6日(月)
前回の出勤が6月23日ですから、実に13日ぶりの出勤です。去年の10連休以上に休んでしまいました。厳密にいうと、7月2日に病院へ行く道すがらちょっとだけ顔を出しましたから、この間まるっきり学校に近づかなかったわけではありません。
さて、再起動最初の仕事は養成講座の講義でした。私が担当しているのは演習や実習ではなく講義形式ですから、オンラインです。オンラインだとマスクもフェイスシールドも必要なく、鬱陶しい思いをしなくて済みます。窓も開けなくていいので、隣のビル工事の騒音にも悩まされません。ZOOMの使い方にも慣れてきましたから、椅子に腰かけてのんびり授業ができるようになりました。
日本語の先生になりたいというくらいの方たちですから、けっこう活発に意見や質問が出てきます。日本語に対する勘もよさそうで、5月までの講義は予想以上に進みました。ですから、今月からの講義はあれこれ考えてもらうパートを増やし、私の話が上滑りしないように、3歩進んで2歩下がるくらいの構えでいこうと思っています。
次の講義はあさってです。休みの前に集めておいた資料を読み込んで、受講生の知的好奇心を触発するような講義を作り上げたいと思っています。だけど、次回は敬語が中心ですから、今までの経験からいうと、いかに優秀な受講生でも、講義を楽しむより敬語の忘れっぷりに愕然とすることが多いようです。ボコボコにならないように予習してくるように言っておきました。受講生のみなさんも巣ごもりの日々でしょうから、その暇つぶしに取り組んでくれるのではないかと期待しています。
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