6月8日(月)
今年の就職戦線は、オンライン面接が主力になっているそうです。昨シーズンまでの対面の面接(という表現も変ですが…)とは多少勝手が違うようで、身振り手振りを大きめにした方がいいとかという対策がどこかに書かれていました。内定率がいくらか低めで、これからが本番という方も大勢いらっしゃることでしょう。オンラインだと、地方の大学の学生はわざわざ東京まで出てくる必要がなく、ハンデが少なくなるのではないでしょうか。そういう意味では、就活のあるべき姿に近づいたとも言えます。
S大学から指定校推薦の要項が届きました。出願も試験も11月ですが、試験はオンライン面接となっていました。去年までは、もちろん、学生がS大学まで出向いて面接試験を受けていました。S大学は、前期の授業はすべてオンラインで行うとホームページに出ていました。ですから、5か月以上先の面接試験ですが、オンラインにすることは自然の流れだったのでしょう。
私もすべての大学の入試について調べたわけではありませんが、S大学よりも試験が早い大学でも、オンライン面接とはっきりうたっているところは少ないように思います。でも、今シーズンはS大学同様、オンラインでの面接に切り替えるところが出てきても不思議はありません。
今後そういう流れが強まるとすると、こちらもその対策を打たなければなりません。実物の教授が目の前にずらっと並ぶわけではありませんから、その分、学生はプレッシャーを感じなくてすむかもしれません。しかし、言語不明瞭で言いたいことが伝わらなくなる危険性は高まりそうです。
そういう意味で、就職戦線から目が離せなくなりました。
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