5月22日(金)
お昼に入ったお店で、ちょうど「学びの継続給付金」について取り上げている番組を流していました。そこでは、留学生にだけ成績上位3割という条件(目安)を設けるのは不公平ではないかという論調でした。本気で勉強している留学生なら上位3割に入って当然であって、そういう留学生を救うのがこの給付金の本旨だと言いたいのでしょう。働くことを目的に留学している留学生を排除するには、こういう関門を設けるべきだということなのだと思います。外国人留学生に給付金を渡すには国民に理解が必要だとかということを言っていた政府関係者がいたような気もします。
経済的に困窮している学生に、10万円では少ないかもしれませんが、お金を配って勉学を続けてもらおうというのがそもそもの発想です。そこには日本人の大学生と留学生とに区別はないんじゃないでしょうか。そりゃあ、アルバイトの方に熱心な留学生もいたでしょう。そういう学生はアルバイトがなくなって生活に困っていても助ける必要がないという論理なのでしょうか。同じくらいアルバイトに精を出していても、日本人学生なら苦学生として助けなければいけないと考えているんですよね。
ある新聞に「…次の段階で認める留学生はコンビニなどの業界を働き手として支える」と、留学生はビジネスパーソンに続いて入国規制緩和の対象になると書かれていました。この、社長さんがいちばんよく読んでいると言われる新聞では、留学生は働き手として認識されているのです。だったら、アルバイトがなくなって困っている留学生を、むしろ優先的に援助しなければなりません。
東京の新規感染者数は3人だそうです。順調に減っていますが、救いの手の隙間に落ちそうな留学生がいることを忘れてほしくないです。安倍さん、賭けマージャンおやじよりも留学生の今後を考えてください。
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