5月20日(水)
寒い1日でした。日中も気温があまり上がらず、瞬間的に15度をやっと超えた程度でした。気象庁のデータ上では3月下旬並みですが、体感的にはもう半月かひと月ぐらい前の寒さでした。午後の受験講座では、暖房を入れました。学生がいれば体熱でけっこう教室が暖まるものですが、私の体温のほかはパスコンの排熱だけという状況では凍えてしまいそうでした。
今年は5月に入ってから気温が低めに推移しているように感じます。伊達の薄着で半袖を押し通そうという気も起きません。きっちりネクタイを締めて、体温が逃げるのを防ぎたくらいです。5月の初めに勢い込んで長袖のワイシャツをみんなしまってしまったので、半袖シャツの上に薄手のジャケットを羽織って出勤しています。駅までも駅からも余計なところに立ち寄らず、まっすぐ目的地に向かいますから、緊急事態向きかもしれません。
そんな寒空の中、代講で久しぶりに日本語の授業をしました。養成講座で日本語文法の講義はしてきましたが、留学生相手の日本語の授業は学期初め以来です。1か月以上間が空いていましたから、うまく授業を仕切れるだろうかと心配でした。でも、教材を目の前にすると、スイッチが入ってしまうものです。この順番で進めてここでこれをして…と流れが思い浮かび、ぱきぱき指名したり学生の間違いにツッコミを入れたり、そこそこ授業を楽しむこともできました。
学生はどうだったでしょうかね。名にか得るものがあったでしょうか。でも、授業の終わりにオンラインのチャットで「ありがとうございました」なんて言われると、達成感が湧いてきました。午前中の授業は、暖房なしで乗り切れました。
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