朝のお勤め

5月1日(金)

人通りは減っているはずなのに、一向に減らないのが投げ捨てられた吸い殻です。今朝は5本も拾いました。毎朝出勤したらまず学校の前に変なものが落ちていないか点検しますが、吸い殻が0本になる日は最近めったにありません。風邪で吹き寄せられたとは考えられませんから、学校の前の道を歩いていた人がポイと捨てたに違いありません。

マスクをしたままたばこは吸えませんから、あごマスクかなんかの状態で吸ったはずです。たばこは煙とともに息も吐き出しますから、吸っていた人が無症状感染者だったらウィルスもまき散らしたことになります。ポイ捨てした人全員が無症状感染者だったとは思いませんが、あまりいい気持ちはしません。私の想像力はたくましすぎるでしょうか。

志村けんさんが亡くなったのも、ヘビースモーカーだったため病気の勢いが増したためだと言われました。自分の命を削っていることに気が付かないのでしょうか。きっと依存症なのでしょうね。だから、健康を害することになりかねないことにもお構いなしに吸い続け、しかも吸殻をポイ捨てして恥じるところがないのです。新宿区は条例で路上喫煙を禁止しています。それにも触れています。罰則こそありませんが、条例違反は取り締まりの対象です。

受動喫煙禁止法で、4月から屋内での喫煙が禁止され、たばこは外で吸わざるを得なくなったため、路上喫煙禁止条例など意識の外になり、こうした状況になってしまったとも考えられます。依存症だとしたら、そういう思考回路であることもうなずけますね。明日からも地道に学校前をきれいにしていくほかありません。

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