新大関誕生

3月26日(木)

昨日、朝乃山の大関昇進が決まりました。「将来性を買って」とのことですが、それだったらなおさらのこと、もう一場所待てなかったかなあという感じがします。

どうも、最近の大関は安っぽくていけません。半年ぐらい好調が続いた関脇がポンと大関になっている感があります。つまり、大関がちょっと強い関脇に成り下がっています。その証拠に、最近の大関はよく負け越すし、関脇に転落もするし、関脇に留め置いといても構わなかったような力士ばかりです。私が小さい頃の関脇長谷川のほうがよっぽど強かったように思います。

大関らしい大関と言ったら、魁皇が最後でしょうか。横綱に上がったけど横綱としてはほとんど活躍しなかった稀勢の里を大関らしい大関と言ったら失礼かな。まあ、私の抱いている大関のイメージは、そんなところです。

やっぱり権威が欲しいですよね。特別な地位に座っているのですから、それにふさわしいオーラのようなものを発してもらいたいところです。魁皇は、右上手を取った瞬間に、後光が差し始めました。そういう威厳が、最近の大関からは感じられません。朝乃山がこのまま上がってしまったら、大関の位に負けてしまうんじゃないかと心配なのです。だから、関脇でもう少し修業を積むべきなんじゃないかと思います。貴景勝にしても、同じです。春場所は千秋楽に朝乃山に敗れて負け越してしまいました。権威も威厳もオーラも後光も全くありません。

夏場所が予定通り両国国技館で観客を入れて開かれ、そこで朝乃山と貴景勝の両大関が両横綱を脅かし、横綱へのステップを踏み出すような展開になることを願っています。

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