12月23日(月)
金曜日の期末テストの追試を受ける学生を横目に、教室整備をしました。掃除というよりは、3か月間使った垢を落とすといった感じです。掲示板に貼られているテストの日程表を取ったり、今年のカレンダーをはがしたり、パソコンの画面に張り付けられている発表用の資料や教材のコピーを削除したりしました。
その中で一番の大仕事は、教室に置き去りにされた傘の回収でした。各教室に1本ぐらいならともかく、10本ぐらい放置されている教室もあり、あっという間に抱えきれないほどの本数になってしまいました。各階の教室と1階の職員室との間を3往復もしてしまいました。
傘の大半はいわゆるコンビニ傘で、300円か500円で買えるビニール傘です。期末テストの日は好天だったことを考えると、その前日、日中雨が降って夕方やんだ木曜日から置きっぱなしだったと思われます。真新しい傘は、通学途中で買って差して来て、授業後は持ち帰らなかったのでしょう。実働10分かそこらで、教室の傘立てに捨てられたというわけです。
学生たちは、通学時に降っていなくて帰宅時に降っていると、職員室に傘を借りに来ます。その傘は、こうした学生たちの忘れ物というか不法投棄物(?)が元になっています。リサイクルがなされていると言えないこともありませんが、貸出用の傘がいつの間にか減っていること、同じような学生が何回も借りに来ることからすると、学生が借りていった傘の少なからぬ部分が、どこかに置き去りにされているのでしょう。
どうして折り畳み傘を愛用しないのでしょう。数百グラムが重いのかなあ。私は天気のいかんにかかわらず、かばんに入れっぱなしですが…。
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