大車輪の活躍

11月12日(火)

毎朝職員室を掃除してくれているHさんは、長年地元にお住まいの方です。毎日「老人会の仕事が忙しくて困っちゃう」と言っては笑っています。昨日は、新宿御苑で菊見の会があったそうです。なんでも、新宿御苑では今年から菊のライトアップを始めたとかで、幻想的な菊の写真を見せてもらいました。闇夜に浮かぶ菊人形は、中途半端にリアルで、ちょっと気味が悪かったですけど。

そのほかにも、カラオケ教室とか輪投げ大会とか交通安全週間の活動とかバス旅行とか、いったいこの地区のお年寄りはいつのんびりするんだろうというくらい、活発に動き回っています。しかもHさんは、国の基準で言う“後期高齢者”であるにもかかわらず、どの活動にも中心になって動いています。「あたしよりもっと年寄りがいっぱいいるからね」と、笑い飛ばしています。

ここ新宿1丁目は、長年住みついている人が多いようです。もちろん、マンションの住民なんかはしょっちゅう入れ替わっているでしょうが、そうでないところの人たちは、長年住みついていて、Hさんのお友達というわけです。みんなが顔見知りで、家族構成もわかっていて、区議会議員ですら生まれた時から知っていますから、“〇〇ちゃん”です。

KCPもここに居ついて30年ほどになりますから、Hさんにも地元の学校と見てもらっているようです。だからこそ、お掃除に来てくれるのであり、地元のお祭りにも誘ってくれるのであり、それがKCPが地元ともに生きていく礎となっています。KCPも、バザーにお誘いしたり先学期のアートウィークの際にも声をおかけしたりしています。

明日はどんな活躍の話が聞けるのかな。

 

 

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