試験問題作成

11月9日(土)

今学期は上級のレベルを1つ担当していますから、久しぶりにテストづくりに励みました。気が付けば、来週の金曜日が中間テストです。

朝一番から読解の問題作成に取り組みました。とはいえ、読解の授業は1コマもしていないので、担当なさっている先生方からの情報をヒントに、どの部分を問うか決めていきました。まじめに授業を受けている学生、試験前にきちんと復習した学生が点を取れる問題にしたいですから、授業中の学生の反応やどこに力点を置いて授業をしたかなどを参考にして、作問します。

学校内の試験は、実力テストという側面と、まじめ度テストという側面があると思います。上級の読解はまじめ度テストの側面が若干強く、初級の文法テストは実力測定の面が色濃いでしょう。初級は、基礎が抜け落ちたまま進級することのないように、中間テストや期末テストでチェックしなければなりません。上級は、お腹が痛いとか言ってずるけたり授業中内職したりしている学生どもに天誅を下さなければなりません。

お昼を少し回ったころ、どうにか読解の問題を作り終えました。模範解答も作りましたから、来週の水曜日ぐらいまで寝かせて、もう一度問題を見てみます。問題が適切かどうか、模範解答が妥当かどうか、客観的に見直します。最終的な微調整を加えて、仕上げるつもりです。

昼ご飯を食べたら眠くなってしまい、漢字語彙の問題は約30点分しかできませんでした。でも、問題の構想はだいたいできましたから、来週早々にも作り上げます。文法はまだ手付かずですが、全体の進捗率は40%ぐらいでしょうから、順調と言っていいんじゃないのかな。最難関の読解がほぼ完成というのが大きいです。

明日はEJU。来週からは、私が担当する受験講座・理科の時間数が減りますから、テスト問題作りぐらいどうにかなるでしょう。

 

 

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