アートに浸る

9月10日(火)

私のクラスにも、暇さえあれば絵を描いている学生や、音楽大学に進学しようと考えている学生や、めちゃめちゃ高そうなカメラを持っている学生など、芸術方面に興味を示している学生がけっこういます。でも、KCPには芸術的素養に恵まれた学生が大勢います。

今週はKCPアートウィークで、そんな学生たちが精魂込めて生み出した作品が展示されています。きらめく一瞬を切り取った写真、逆に長い時間を変えて追い続けた写真、実にうまく対象の特徴を捕らえた絵、見る人の目を引き付けて放さない色遣い、こちらまで元気になってくる筆の勢い、今、外は猛暑日ですが、KCPの6階は芸術の秋たけなわです。

それに加え、授業後、演劇部の発表とピアノと歌のパフォーマンスがありました。演劇は、今回もチョイ役で出させてもらいました。前回はセリフを飛ばしてしまいましたが、今回は、先週土曜日の特訓のおかげで、どうにか大過なく(小過はありましたが)役を演じることができました。

演劇に出たNさんは、先学期私のクラスでした。目立たない学生でしたが、ステージ上では腹の底から声を出し、全身で演技していました。にわかに信じられない大変身でした。

Pさんはピアノを演奏してくれました。力強い音がギンギン心に響いてきました。そのPさんのピアノに合わせて伸びやかな歌声を披露してくれたNさんは、歌っている時の表情が芸術家でしたね。先週金曜日に初めて入ったクラスにいたGさんも、ステージに立ちました。歌詞が日本じゃありませんから意味はさっぱりわかりませんでしたが、なぜか心を揺さぶられました。

明日からも、学生たちの芸術センスに感化されるべく、毎日講堂に通います。

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