更地

6月24日(月)

隣のビルの解体工事が完了して、更地になってしまいました。土地を見ると、KCPと同じだけの奥行きがあるのですが、道路側からしか見たことがなかったので、なんだか意外な気がしました。奥の方はどうなったいたんでしょう。今となっては知るすべもありませんが。

掲示された建築計画書によると、この土地に高さ約42mの14階建てのビルができるそうです。KCPは7階建てですから、単純計算で2倍の高さになります。KCPがいよいよビルの谷間になってしまいます。

旧校舎が取り壊されたのが6年半ほど前で、校長として起工式に参列したのがそのもう少し後でした。隣の更地を見ていると、その時のことが思い出されました。更地になると、ずいぶん狭いなと感じました。職員室も教室も何でも同じ平面にあったと思ってしまうからかもしれません。また、設計のときには意見も出しましたが、それがどんな形で反映されるかは、建築の素人の私にはぼんやりとも見えませんでした。

隣の地主さんもそうなんでしょうか。隣のビルには知る人ぞ知るお店が入っていたらしいですが、そのお店の人はどんな注文を出したのでしょうか。それとも、新しいビルにはもう入らないのでしょうか。隣の敷地もあんまり広くないように感じました。建ぺい率の関係で、建物の面積はさらに狭くなります。人が暮らしたり仕事したりできるスペースが生まれるのだろうかと、勝手に余計な心配までしてしまいました。

工事は8月1日から始まるようです。竣工は2021年になります。KCPの学生や教職員が直接かかわることはないでしょうが、やっぱり気になりますよね、お隣さんですから。

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