変な学生

12月14日(金)

最近Yさんの様子がおかしいです。めったに欠席する学生ではなかったのに、先週末あたりからよく休むようになりました。先月、N大学を受けており、合否がもう出ているはずなのに何も言ってきていないことからすると、きっと落ちたのだろうと、同じクラスを担当しているR先生と話していました。学校に出てこないということは、精神的に相当参っているかもしれないので、次に受ける大学の相談も慎重に持って行かねばならないと、頭を悩ませてきました。

ところが、やっと連絡が通じて話を聞いたところ、N大学に受かったのだけれども、親からの入学金の送金が遅れて、N大学の支払期限ぎりぎりになり、てこずっていたとか。無事手続きが終了し、来週からまた休まず出席するとのことでした。次の大学を調べたのは無駄になってしまいましたが、よしとしなければなりません。

今年は、受かっても報告に来ない学生がとみに増えたように思えます。義理堅いと思っていたKさんも合格日ではなく数日後だったし、昨日「先生、こんにちは」とにこやかに挨拶していたCさんは、時間的に見て合格を確認した直後だったようだし、Oさんにいたっては状況証拠を突きつけてやっと合格を知らせるありさまです。

自分のために気をもんでいる人がいることが頭にないのでしょうか。たとえ進学関係の指導は全て塾で受けているとしても、KCPには留学ビザを申請した責任があります。学生はそのビザで滞日しているのですから、進学状況がどうなったかKCPに知らせるのが筋というものです。この辺の思いが、今年の学生には伝わっていません。

今週末も、数校の入試があります。朗報は早く受け取りたいものです。

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