9月5日(火)
夕方、学生指導を終えて夏休みの宿題のチェックをしていると、見慣れぬ若い人が職員室に入ってきました。一緒にいる在校生の友達のようですが、外部の人を気安く職員室に連れて来てもらっては困ります。
ところが、その若い人が話すと、その声に聞き覚えがありました。数年前に卒業したOさんではありませんか。KCPにいたときはぷっくり太っていたのに、実にスリムな体つきになっています。顔も半分ぐらいになっていましたから、見かけではわかるはずがありません。10kgやせたと言っていました。
あっという間に、A先生、M先生、H先生など、Oさんにかかわった先生方がOさんを取り巻きました。みんな一様に驚いていました。そして、Oさんがいた頃の記憶がよみがえり、同級生のGさんやKさんやLさんなどの顔が浮かんできました。昔話が満開でした。
OさんはM大学の4年生で、就職しようか大学院に進学しようか迷っているとか。卒業するときは、こんな軟弱な学生がM大学で通用するのだろうかと思っていましたが、順調に進級して進学すら視野に入れているのです。月日が流れるのは早いものです。
Oさんは昔の仲間と連絡を取り合っているそうですから、大学を卒業する前にみんなを集めてKCPへ連れて来いと言っておきました。本当にみんなが集まったら、びっくりさせられることばかりでしょうね。
実は、昼休みに、今年に春に卒業してD大学に進学したHさんが、夏休みを利用して関西から来てくれました。Hさんもわずか数か月ですっかりやせていました。勉強は大変だと言っていましたが、どんどん面白くなってきたとも言っていました。関西に進学した同級生と時々会っているそうです。
みんなKCPを卒業するとやせるということは、KCPの生活はまだまだ甘っちょろいということなのでしょうか。