2月19日(木)
このところ、腰が不調です。立って歩いたり授業をしたりしているときには何ともないのですが、椅子に腰掛けようとしたりちょっと振り向いたりと、姿勢を変えようとすると、ピリッと電気が走ることがあります。
腰痛との付き合いは30年近くになります。病院やらマッサージやらに通ったこともありましたが、あまりよくはなりませんでした。これが今の私にとっての定常状態なのかなって、あきらめ半分、悟り半分の気持ちです。
人は眠っている間に成長ホルモンが分泌され、傷が治るのだそうです。睡眠不足に陥ると、体組織の修復力が低下し、老化が進行してしまいます。私なんか慢性の睡眠不足ですから、体を細かく見ていけばかなりの老化が観察されるんじゃないかと思っています。腰痛もその一症状に違いありません。
腰痛がひどくなったということは、その他の部分にもダメージがあるかもしれないということです。消化器系や循環系などに外から観察できないガタが来ているとなると、それが表面化したときに体が一気に弱ってしまうおそれがあります。それがとても怖いです。昔は大酒を飲んで内臓に無理をかけてきましたから、なんだか他人事じゃすまないのです。
先日、学生へのお願い事を訴えるための動画を撮りました。それを見たとき、左肩が下がり窮屈そうにしている自分の映像に愕然としました。ひどく年寄りじみた画になっているのです。左肩を意識して上げて臨んだ撮り直しの映像も、しゃべっているうちにだんだん左肩が下がっていきました。こんなひどい姿勢じゃ腰も痛くなりたくなるよなあ。
さて、だんだん卒業式が近づいてきました。左肩下がりじゃない自然ないい姿勢で証書が渡せるように、今から何かしなきゃ…。