8月18日(金)
ここ数日、肌寒い日が続いており、昨日は最低気温が20.9度、おとといは最高気温が22.8度と、9日の最高気温37.1度が嘘のようです。来週の半ばには暑さが復活するような週間予報が出ていますが、昨日あたりまでは月曜日から暑くなると言っていましたから、“来週半ば”が延期されるかもしれません。KCPの夏休みが気温的に秋休みになってしまったら、何だか寂しいです。
秋になると、いよいよ受験シーズンです。このところDさんは毎朝早く登校してきて、志望理由書を書いています。もう間もなく出願で、入試は来月末ですから、夏休み明けぐらいから面接練習をし始めることになるでしょう。Dさんに限らず、出願間近の学生が多数控えていますから、授業の合間を縫って出願書類を見たり面接を鍛えたり、あるいは、そもそも進路相談に乗る日々が、すぐそこに待ち構えています。
来週は指定校推薦の希望者を募集します。既に何名かの学生から、指定校推薦で進学したいんだけどという相談を受けています。Fさんもそんな学生です。確かにできる学生で、成績的には志望校の推薦基準を満たしています。でも、私はFさんを推薦するつもりはありません。授業中の態度がよくないからです。隣の学生とおしゃべりしているのはいつものことだし、おしゃべりに飽きたらこっそり違う勉強を始めることもしばしばだし、推薦に値する学生だとは思えません。相談に来た時にそういう点を注意しましたが、現在までに改まった形跡は見られません。
学生たちは、「推薦」は入学の手段に過ぎないと思っている節が見られます。しかし、私たちはそうは思っていません。4年間、KCPの看板を背負って学生生活を続けてもらわなければなりません。いい加減な気持ちで推薦するのではなく、その大学で勉強するに最もふさわしい学生は誰かという基準で推薦する学生を選びます。それが推薦枠を下さった大学からの期待に応える道であり、推す側の責任です。
来週が過ぎれば、私は炎暑の西日本へ遠征です。