ばっちりキメて

6月8日(木)

毎年この時期恒例となったKCP進学フェアが行われました。午前中、受付開始時刻が近づくと、午後クラスの学生が会場に集まり始め、M大学やT大学のブースには人だかりができました。お昼過ぎに中上級クラスの授業が終わると、ちょっと低めに設定しておいたエアコンがちょうどいい具合になるほどの若い熱源が会場に押し寄せました。A大学やJ大学のブースはかなりの混雑で、午前中から込んでいたM大学、T大学はいすにも腰掛けられず、立って待っている学生も。

私もずっと会場内を歩き回っていましたが、今年は話を聞きたい大学を決めてきている学生が多かったようで、去年あたりとは違って、学生から相談を受けることはありませんでした。引き揚げていく学生に聞いてみると、厳しい話も含めて、手に入れたい情報が聞けたようでした。初級の学生も、美術系の大学を中心に、積極的に話を聞き、何かをつかんで午後の授業の教室へと向かったようでした。

終了時刻が近づき、参加してくださった大学の担当の方にお話を伺うと、KCPの学生はしっかりコミュニケーションが取れているというお褒めの言葉をいただきました。だからこそ、ほしい情報がもらえたのでしょう。

私のクラスの学生も大挙してきていましたが、女子学生はなぜかいつもよりおめかししていました。Lさんをつかまえて、進学フェアがあるからいつもよりきれいな格好をしてきたのかと聞いてみると、ウフッと首をすくめて消えていきました。面接は見た目も大事だと言いますからね。

進学フェアをすると、学生たちの認識が改まり、意識が高まります。午後の受験講座では、早速進路相談を受けました。学際的なやや特殊な専門について勉強したいが、進学フェアで話を聞いたY大学のほかにどこがあるかという、核心に迫る内容でした。EJUまで、ちょうどあと10日です。

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