11月13日に京都ノートルダム女子大学で行われたスピーチコンテストに、KCP共生日本語学校の高宇さんが参加しました。(写真0427の一番右が高宇さん)そのときの感想を書いてくれましたので、紹介します。
「私は幸運にもこのスピーチコンテストの予選をパスして、京都での決勝戦に参加しました。今回のスピーチコンテストは「私と日本」というテーマで行われました。私は先生方にいろいろ教えていただいたおかげで、「不思議で美しい矛盾」というテーマの原稿ができました。本番のスピーチはわずか5分で終わりましたが、それまでの練習は5分間の何百倍もかかりました。日本で初めてこのような正式なコンテストに参加したので、緊張はもちろんありましたが、楽しみでもありました。
この日、本番のコンテストに残った数少ない参加者は皆、すばらしいスピーチを発表しました。最後にステージに上がった私はかなりプレッシャーが溜まりました。しかし、前に立って「こんにちは」と言いスピーチを始めると何の緊張もなくなって、スピーチのことしか考えなくなりました。結果としては優秀賞はもらえなかったので残念でしたが、スピーチの準備から最後の発表までの過程こそが、いい経験だったと思いました。自分は日本にいる1年間で日本をどういうふうに感じたのか、ということがよく考えられ、またそれを自分の口で表現できたのがよかったと思います。
そして、優秀賞ではなかったのですが、スピーチの内容について大学の先生がすばらしい内容と評価してくださったことは、どんな賞をいただくより嬉しかったです。本当にいい経験で、いつまでも忘れられずに記憶に残ると思います。」
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