3月19日(水)
それにしても派手に降りましたねえ。私は雨のうちに学校に着きましたが、仕事をしていると、雷は鳴り出すは、直径数ミリぐらいの雹は降るは、大荒れの天気になりました。私の次に来たH先生は、雹に打たれたそうです。その後、次々と先生方が出勤されましたが、職員室に入った時の第一声は、御苑の駅から地上に出た時の驚きようでした。そのころには地上は真っ白になっていましたから、何も知らずにひょっこり地上に出たら、そりゃあびっくりするでしょう。
雪が舞うなどという優雅な降り方ではなく、湿っぽく重い雪の塊が勢いよく落ちてくるような荒っぽい景色が窓の外に繰り広げられていました。上空の寒気が息をしているようで、いくらか穏やかになったかと思うと、またすぐに白い矢が地上に突き刺さるというサイクルが繰り返されました。
でも、校舎の前の駐車スペースや道路に落ちた雪は、積もることなく溶けていきました。ゆるめのシャーベットがぶちまけられたかのようでした。パウダースノーは服に降り積もってもはたき落とせますが、この雪は降られたら雨と同じで服をびしょぬれにします。そういう意味では始末が悪いですね。
雪とともに、気温がどんどん下がりました。気象庁の観測によると、9:51に最低気温0.5度を記録しました。その後まもなく雪が弱まり、薄日さえ差してきました。“天気雪”みたいな感じになりました。そして、水っぽい雪は完全に水となり、消え去りました。
さて、学生たちです。自主休校を決め込んだ学生が多かったようです。M先生のクラスは、出席者が4人だったそうです。出席率が心配な学生たちは、枕を並べて討ち死にでした。
明日からはいいお天気が続き、週末は最高気温が20度を超えるという予報が出ています。ということは、ほぼ開花予想通りに咲き始めるということでしょうか。
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