Category Archives: 気象

ベスト10

3月27日(木)

気象庁のサイトに、その日の最高気温の全国ベスト(ハイエスト?)10が出ています。それによると、本日の全校最高気温は、新潟県上越市高田で記録され、30.0度でした。おそらくフェーン現象がその原因だと思いますが、平年を17度上回ると言いますから、高田の人々の驚きも半端じゃなかったでしょう。高田は盆地ですから、雪も降れば暑くもなりやすいのです。19年8月には、40.3度という最高気温をたたき出しています。

昨日とおとといは、宮崎県や大分県の観測所で日本一高い気温が観測されました。ベスト10も南九州の観測所が中心でした。しかし、3日前の24日(月)は、沖縄の波照間島が全国最高気温でした。先週、東京で雪が降った日は、沖縄勢がベスト10を占めていました。

このように、冬はやはり沖縄が暖かく、ベスト10で沖縄県以外は東京都小笠原村だけなどという日が大半です。ここに九州勢や本州勢が顔を出し始めると、それは真冬が過ぎて春の輪郭が次第にはっきりしてきた証拠です。だから、高田が全国一ということは、もうすっかり春だと言っていいのです。まさに、雪が降ったのが春分の日の前日でしたから、暑さ寒さも彼岸までですね。

ついでに言うと、夏は、沖縄勢がベスト10になることはめったにありません。沖縄は海に囲まれていますから、高田などに比べると、とんでもない暑さにはなりにくいのです。ですから、沖縄の観測所がベストテンを占めるようになると、冬本番と言えます。

朝からパソコン仕事が続いて目が疲れたので、夕方、花園小学校まで散歩しました。桜は咲いていましたが、風が強かったせいでしょうか、地面には、花びらではなく、5枚の花弁がそのまま飛ばされてたくさん落ちていました。この調子だと、案外早く葉桜になりそうです。

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束の間の雪景色

3月19日(水)

それにしても派手に降りましたねえ。私は雨のうちに学校に着きましたが、仕事をしていると、雷は鳴り出すは、直径数ミリぐらいの雹は降るは、大荒れの天気になりました。私の次に来たH先生は、雹に打たれたそうです。その後、次々と先生方が出勤されましたが、職員室に入った時の第一声は、御苑の駅から地上に出た時の驚きようでした。そのころには地上は真っ白になっていましたから、何も知らずにひょっこり地上に出たら、そりゃあびっくりするでしょう。

雪が舞うなどという優雅な降り方ではなく、湿っぽく重い雪の塊が勢いよく落ちてくるような荒っぽい景色が窓の外に繰り広げられていました。上空の寒気が息をしているようで、いくらか穏やかになったかと思うと、またすぐに白い矢が地上に突き刺さるというサイクルが繰り返されました。

でも、校舎の前の駐車スペースや道路に落ちた雪は、積もることなく溶けていきました。ゆるめのシャーベットがぶちまけられたかのようでした。パウダースノーは服に降り積もってもはたき落とせますが、この雪は降られたら雨と同じで服をびしょぬれにします。そういう意味では始末が悪いですね。

雪とともに、気温がどんどん下がりました。気象庁の観測によると、9:51に最低気温0.5度を記録しました。その後まもなく雪が弱まり、薄日さえ差してきました。“天気雪”みたいな感じになりました。そして、水っぽい雪は完全に水となり、消え去りました。

さて、学生たちです。自主休校を決め込んだ学生が多かったようです。M先生のクラスは、出席者が4人だったそうです。出席率が心配な学生たちは、枕を並べて討ち死にでした。

明日からはいいお天気が続き、週末は最高気温が20度を超えるという予報が出ています。ということは、ほぼ開花予想通りに咲き始めるということでしょうか。

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寒の戻り

3月3日(月)

朝は昨日の余韻が残ってむしろ暖かいくらいだったのですが、日中はどんどん気温が下がって、東京は16:00に最低気温1.8度を記録しました。その後も同じような気温で推移しています。

日本語プラス生物を終えて外階段を下りようとすると、学生が踊り場でスマホを外に向けていました。「雪の写真ですか」と聞くと、「はい雪です。きれいです」と、にっこり笑って答えてくれました。そういう学生が各階にいました。半袖の学生も、「寒いです」と言いつつ、雪を撮っていました。南国出身の、もしかすると生まれて初めて雪を見た学生かもしれません。

そもそも、東京に雪が降るのは非常に珍しいことです。平均すると、1年に数日にも満たない雪の日に遭遇できたのですから、大いに喜んでもらって結構です。もっとも、雪が積もって帰れなくなりでもしたら、話は別ですが。それにしても、これが箱根の日じゃなくて、本当によかったです。寒さに打ち震えて、バスから1歩も出られなかったなどということになったら、何のためのバス旅行かわかりません。

買い物に外に出たら、震えましたね。風が弱かったですからどうにか近くのお店まで行けましたが、横殴りのみぞれだったら、お昼抜きを選んだでしょうね。私のクラスは欠席者が目立ちました。電話をかけても出なかったというのは、寒くて布団から出られなかったのでしょうか。気持ちはわかりますが、それじゃいけませんね。

うちの近くの早咲きの桜は、昨日見たら、もう咲いていました。この雪には、さぞかし驚いていることでしょう。東京の雪は、冬型が崩れた時によく降ります。ですから、東京に雪が降るということは、春が近いということでもあります。桜にふさわしい日差しが降り注ぐのも、そう遠くないはずです。

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寒!

11月19日(火)

寒かったですねえ、今朝は。都心の最低気温は7.9度で、昨日より2度余り低かったです。今季の最低気温は9日(土)の7.8度ですが、それに迫る気温でした。でも、これで平年並みです。今までが暖かすぎたのです。これからしばらく、最低気温が一ケタ台の日が続くそうですから、ようやく気温が季節に追い付いたようです。

もちろん、コートにマフラーで出勤しました。手袋はしませんでしたが、してもおかしくない風の冷たさでした。コートは重かったですが、その威力は絶大で、そんな風に吹かれても寒さは感じませんでした。ヒートテックなしでも、もう少し頑張れそうです。

職員室の鍵を開けて中に入ると、少しひやんとしました。思わず、暖房のスイッチを入れました。朝一番で表玄関のドアを開け放つのが毎朝の私の仕事ですが、今朝は他の先生がいらっしゃる直前まで開けませんでした。でも、もう保温のためにドアを閉めておいてもおかしくない時期ですよね。

教室に入ると、欠席4名。うち2名が遅刻で来ました。その2名に理由を聞くと、異口同音に「寒くて起きられませんでした」と答えました。毎年そんな学生が現れますが、今年もそういうシーズンになったのだなあと思いました。そういう答えに対して「バカ者!」と言ってやるのが冬の風物詩です。

日本語プラスが終わると外は真っ暗です。受講生のSさんは、フード付きの暖かそうなオーバーを着込みました。「先生、さようなら」と言って、帰っていきました。その後を追って、私も外階段を下りました。スーツの上着を突き通して肌に刺さる外気は、10度を割り込んでいるかもしれません。一気に冬ですね。

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寒かったですね

11月8日(金)

最低気温8度という予報が出ていましたから覚悟して目を覚ましたら、窓がうっすら結露していました。クローゼットからコートを引っ張り出し、ポケットに手を突っ込むと、防虫剤の包み紙だけ出てきました。夏の間に全部飛んでしまったのでしょう。でも、虫に食われた形跡はありませんでした。

今シーズン初登板のコートを着込んで外に出ると、その威力はすさまじく、コートに包まれた肩から下は全く寒さを感じませんでした。しかし、首はひんやりとしていて、マフラーもしてくればよかったかなと、少し後悔しました。これで下着がヒートテックになったら、もう真冬装束です。秋の“気温”はつるべ落としですね。

9時5分前ぐらいに教室に入りましたが、スカスカでした。寒さでベッドから出られない学生が現れ始めたのでしょうか。その一方で、Sさんは半袖Tシャツ姿でした。ジャケットは着て来たみたいですが、授業中はずっとジャケットを脱いだままでした。

そのSさんはニュースの発表の当番でした。よく通る声で、語りかける口調で発表してくれました。クラスの学生たちの評価も最高点に近く、「とてもわかりやすかったです」とか、「話すスピードがちょうどよかったです」とか、コメントもすばらしい系ばかりでした。私は辛口ですから、時々母音が脱落した点を減点しました。

これに対してRさんはスマホをチラ見しながらの発表でした。この発表は、アナウンサーのようにとまではいいませんが、ニュースを「話す」ことを目標としています。ですから、スマホの画面を「読む」のは大減点です。学生もよく見ていて、「覚えたほうがよかったです」などというコメントが目立ちました。声も小さかったですから、厳しい評価が大半でした。

Rさん自身もあまり上手な発表ではなかったことは自覚しているでしょう。今年一番の寒さがより一層身に染みたのではないかと思います。

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短い秋

10月21日(月)

先月の今頃は、“暑さ寒さも彼岸まで”というけど、本当にそうなるだろうかと心配していました。その言葉通り、お彼岸を過ぎたら、確かに気温は高いけれども、肌に粘りつくような暑さではなくなりました。衣替え直後は薄手の夏のスーツを着ていましたが、先週から裏地のついたスーツを着ています。日中に外をたくさん歩かない限り、このスーツでちょうどいい感じです。土曜日は真夏日でしたが、スーツを着なかったので…。

しかし、今朝は、外に出て数歩あるくと、スーツ内の暖気が抜けて、ズボンの裾から寒気が入り込んできました。前に進むとワイシャツを通して寒気が胸に腹に当たってきました。カーディガンぐらい着てくればよかったと、少し後悔しました。朝の電車内にはコートや厚手のジャケットを着こんだ人が目立ちました。今朝の東京の最低気温は11.5度、11月上旬並みでした。

秋冬物のスーツが暑苦しくなく、コートなど他の衣類も必要としないのが秋だと秘かに思っていますが、今年の秋はもう終わりなのでしょうか。9月末まで半袖シャツで出勤していましたからここまでを夏とすると、秋はたったの1か月? 秋がたけなわになる前に冬将軍ですか。それじゃ短すぎますよ。

今週金曜日はバーベキューです。どうやら寒くはなさそうですが、現時点では雨がぱらつく可能性を否定できません。そういえば、今年はきれいな秋晴れの日がないような気がします。ここは一発、お天気の神様に、25日(金)に快晴を恵んでもらえるよう願うばかりです。

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寒さ、夏服、人新世

10月10日(木)

このところ、急に涼しくなりました。今朝なんか、厚手のジャケットを着ている人や、首にスカーフをまいている人を見かけました。夏物のスーツの私は、外に出た瞬間、寒いと感じました。私が出かけた頃の気温は15度台だったようですから、コートを着ていてもおかしくないくらいでした。

暑さが収まったのは結構なことですが、このところの雨は秋雨前線のなせる業です。10月10日といえば60年前の東京オリンピック開会式の日、きれいな秋晴れの日でした。秋雨前線は、今頃東京近辺をうろちょろしていてはいけないのです。半月ぐらい秋の歩みが遅れていると言ってもいいでしょう。

しかも、天気予報によると、明日からまた夏日が復活しそうな雰囲気です。せっかくスーツの上着がありがたいところまで季節が進んだかと思ったら、また半袖が懐かしい日々に戻るのでしょう。夏物のスーツには、もう少し活躍してもらわなければなりません。

「1950年代から、地球は“人新世”に突入した」という提案が国際地質化学連合に出されましたが、この3月に反対多数で否決されました。人新世は気候変動だけを意味するわけではありませんが、それも含めた地球の変化を指します。秋が消滅しそうな日本は、人新世になっていると言ってもいいような気がします。

この人新世の真骨頂は、人が住んでいないような地域の地層からもプルトニウムが検出されたというところにあります。1950年代に世界中で行われた核実験の結果、プルトニウムが全球的に飛び散り、それが堆積したのです。いやはや恐ろしい限りです。

今学期のBBQは10月25日ですが、「秋」晴れの日にしたいものです。

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彼岸まではいいけど

9月24日(火)

それにしても、計ったように“暑さ寒さも彼岸まで”ですね。先週末の彼岸の前日までは真夏日でしたが、おとといの彼岸の中日は、雨が降ったこともあり、最高気温が30度を割り、昨日はさらに下がり、今朝に至っては、最低気温17.7度、肌寒ささえ感じました。半袖でマンションの外に出た瞬間、カーディガンを羽織ってくればよかったと思いました。“秋冷”は言い過ぎかもしれませんが、今までが夜でも暑苦しかっただけに、そんな言葉も使いたくなります。

いろいろな秋の感じ方があると思いますが、私は全国の最高気温ランキングで秋を感じます。暑い盛りの頃は、熊谷とか山形とか江川崎とか日田とか北見とか、本州四国九州、時には北海道の内陸部や盆地がベストテン(暑すぎますからワーストテン?)を競い合います。しかし、暑さが衰えてくると、沖縄の各地点が上位を独占します。現時点では沖縄勢が独占とまではいきませんが、上位に進出するようになりました。

涼しくなると心配になってくるのが、学生たちの風邪です。どうしてこんなに病弱なのかと言いたくなるくらい、季節の変わり目に風邪をひいて欠席する学生が多いです。今朝の私のクラスは欠席6名。そのうち2名は遅刻してきましたが、4名は声が出ないとか連絡してきていますから、気温が下がったせいで風邪をひいたのかもしれません。エアコンのつけすぎでも風邪をひく、ようやく学問の秋っぽくなったと思ったら風邪をひく、いったい、いつがベストシーズンなのでしょう。

そんなことを言っても、あさってが期末テストです。

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何の名月?

9月17日(火)

今晩は中秋の名月です。しかし、日中の最高気温が33.4度では、到底“秋”とは呼べません。昼間の青空の色はいくらか秋めいてきたかに感じますが、蒸し具合はまだまだ夏です。ですから、中秋ではなく、せいぜい晩夏の名月ですね。明日の朝の予想最低気温は26度となっていますから、熱帯夜で迎える中秋の名月となりそうです。そういえば、ススキは穂を出しているのでしょうか。

昨日、おとといあたりは各地でお祭りが行われました。9月の半ばですから秋祭りのはずなのですが、おみこしを担いだり山車を引いたりする人たちにとっては、熱中症に気を使いながらの夏祭りそのものだったでしょう。私が見かけたお祭りも、大汗かきまくりのまさに夏祭りでした。

しかし、週間予報によると、今週末は最高気温が30度を下回るそうですから、その通りならまさに“暑さ寒さも彼岸まで”です。それでも、平均気温に比べるとだいぶ高いのですがね。10月になったらクールビズが終わって、またスーツ姿に戻ることになっていますが、果たして戻れるでしょうか。夏装束をもう半年延ばした方がいいでしょうか。考えどころです。

今年は本当に異常気象だったと思います。お米をはじめとした農作物の実りはどうなのでしょう。どれもこれも不作となったら、冷害ならぬ“暑害”とでも呼ばなければなりません。すでに、昨年、お米は品質がガタッと下がっていますから、“暑害”は既に顕在しているとも言えます。ある種の魚の不漁も、その一つでしょう。

地球温暖化は、もう戻れない一線を越えてしまったのかもしれません。

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熱帯化

8月31日(土)

台風10号は、潮岬の沖から、三重県、滋賀県、福井県方面に北上しそうな予報が出ています。関東地方へは来ずに低気圧になりそうです。しかし、雨を中心とした影響は、数百キロ離れた関東地方にも及び続けるようです。直撃こそ免れそうですが、油断はできません。

台風10号の元になる熱帯低気圧が生まれたのは、私が福岡を歩き回っていた21日でした。発生の頃は、26日か27日に関東地方を襲うようなことが言われていましたから、福岡のホテルで休校するかどうか判断しなければならないかもしれないと覚悟をしていました。帰りの飛行機が飛ぶかどうかまで心配しました。

しかし、当の台風はのんびりちんたら迷走し出し、九州の南へと向かい、上陸したのは、おととい、鹿児島県薩摩川内市でした。その後も千鳥足の歩みで今に至っています。夏休みが1週間遅かったら、ホテルに缶詰めになっていたかもしれません。

このような台風の進路も地球温暖化の影響だそうですが、私が注目しているのは、日本近海で熱帯低気圧が発生していることです。日本付近においては、寒気と暖気が衝突して発生する温帯低気圧は、四季を問わず佃煮にするほど生まれていますが、高い海水温を必要とする熱帯低気圧は、そう簡単に生まれるものではありませんでした。それが気安く発生するようになったということは、海水面が熱くなっているということです。また、最近頻発しているゲリラ豪雨は、夕立ではなく、熱帯のスコールを思わせます。

仕事の合間に空を見上げると、雲がけっこうな速さで流れていました。今は風も弱く雨も降っていませんが、まだまだ気を抜くわけにはいきません。

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