Category Archives: 日本語

パソコンが壊れた?

5月29日(月)

先週、今年の1月に買ったパソコンが、突然電源が入らなくなってしまいました。こういう時は電源ボタンを長押ししてみるのが常道ですからそうしてみました。しかし、何の変化もありませんでした。前のパソコンを処分せずにとっておいたので、とりあえずそれを使って急場をしのぎました。

そして、昨日、メーカーのサポートセンターに電話を掛けました。日曜日の午後ですから、きっと長い時間待たされるだろうなと思いながら音声ガイダンスに従って1とか2とか入力していくと、わりとすんなりオペレーターにつながりました。

「お待たせしました」の「おま」ぐらいで“あ、この人、外国人”とわかり、しかも国籍まで見当がついちゃいました。外国人となると、早口でまくし立てても通じません。せいぜい中級クラスの学生向けの話し方で、「先週の木曜日から電源が入らないんですが、どうすればいいでしょうか」と聞きました。

「そのことについて、何かお心当たりはありますか」と、おそらくはマニュアル通りの質問がありました。「いいえ、全くありません」と答えてしまってから、“全く”よりも“全然”のほうがよかったかなと思い直しました。でも、通じたようで、その次の質問を繰り出してきました。

結局、私がしたよりもずっと長い時間の長押しをしたら、どうにか復旧しました。そう告げると「そのほか、お聞きになりたいことはありますか」と、これまたマニュアル通りらしき確認。「おかげさまで問題は解決しました。どうもありがとうございました」と答えると、一瞬、間があきました。ちょっと難しかったかな。

パソコンの細かいところの動作チェックをしながら、あの人はどんな日本語教育を受けてきたのだろうと思いました。発音はイマイチですが、やり取りのシチュエーションが限られるという面もあるでしょうが、聞き取りはきちんとできました。上級の力があると思ってもいいような気がしました。

ウチの学生も、専門知識があれば、このくらいの受け答えができるでしょうか。背後から日本人の声が聞こえましたから、サポートセンターは日本にあるのかもしれません。日本で働くとは、こういうことも含まれるのです。私のような素直な客ばかりとは限りませんよ。

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5月24日(水)

中間テストの結果をもとに中国出身のSさんの面接をしていたら、「先生、“的”の使い方がわかりません。教えてくださいませんか」と聞かれました。

中国語と日本語では、“的”の使い方に違いがあります。「美国“的”大統領」は「アメリカ“の”大統領」であって、現在はバイデンさんです名詞が名詞を修飾するときの“の”です。ところが、日本語で「アメリカ“的”大統領」といったら、バイデンさんは指さないでしょう。「アメリカの大統領と同じような権力を持った大統領」「アメリカ人のような発想をする、アメリカではない国の大統領」といったところではないでしょうか。

日本語での“的”は、「積極的」とか「具体的」とかというように、な形容詞を作る際に使うのが典型例ではないでしょうか。「実力“的”に十分合格可能」などというと、「実力の面から考えると」と、普通のな形容詞とは違った意味を担っています。

詳しく見ていくと“的”の意味はまだまだ出てくるでしょう。あんまりあれこれ教えるとSさんの頭がオーバーフローしてしまいかねませんから、このほかに日本語は形容詞に“的”をくっつけないという違いを取り上げただけにしました。「白“的”紙」ではなく、「白い紙」です。

はっきりいって、中級になってからこんな質問をするなんて、遅いです。こういう疑問は初級のうちに解決しておいてほしいです。とはいえ、聞くは一時の恥で、面接の場ですから他の学生もいないこともあり、長年の(?)疑問をすっきりさせようとしたSさんの姿勢はほめてあげたいです。今学期の進級は無理かなと思っていましたが、少し目が出てきた感じもしてきました。

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逆効果

5月1日(月)

昨日、家の前のショッピングモールにある靴屋の店先を通ると、2足で7000円以上の買い物をすると10%割引だと出ていました。私が旅行などで長距離を歩くときに履く靴(川越へも秩父へも履いて行きました)はめったにバーゲンになりませんから、チャンスと見て店に入りました。その靴の棚まで行き、そばにいた店員さんに聞きました。「同じ靴を2足でも割引になりますか」「はい、7000円以上でしたら10%引きになります」「じゃあ、この靴の26.0センチを2足ください」「はい、ありがとうございます。在庫をお調べします」。

店員さんはそう言って、商品のバーコードを読み取りました。「申し訳ございません。26.0センチは在庫がございません。25.5センチか26.5センチならあるのですが…」と、少し残念そうな顔つきで教えてくれました。まず、こいつ、本気で言ってるのかと、ちょっとムカつきました。私が買おうとした靴は、長距離を歩くためのウォーキングシューズです。サイズが違ったら靴擦れができかねません。そんなことぐらい、靴屋の店員なら常識だと思うのですが。

「じゃあ、結構です」と断って立ち去ろうとする私に、「そうですか。大丈夫ですか」とその店員。「大丈夫なわけないでしょう。欲しい靴がなかったんですから」と怒鳴りつけてやろうかと思いましたが、大人げないのでやめました。もちろん、店員の言いたいことはわかりますよ。「お買いにならなくても大丈夫ですか」「代わりの靴をお探ししなくても大丈夫ですか」というあたりでしょう。

でも、なかなか安くならない靴が安く手に入るかと思ったらそううまくいかなくてがっかりしていた私は、心理的には全く“大丈夫”ではありませんでした。そんなところに無神経に「大丈夫ですか」と声を掛けられたのですから、その前段階でサイズ違いならあると言われたことも相まって、怒り狂いたくなったのです。

私は以前から安易に使われる「大丈夫」に批判的な目を持っていましたが、これほどムカッと来たことはありませんでした。店員が「そうですか。申し訳ございません」「代わりの靴をお探ししましょうか」「こちらの靴も歩きやすさにかけては引けを取りませんよ」ぐらい言ってくれたら、ごく普通に店を出られたんですがね。

連休は、秩父にも履いて行った靴で、関西を歩き回ります。

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ピョウをください

4月26日(水)

今学期の学校行事・秩父旅行があさってに迫ってきましたから、私のクラスでは朝からテストを2つこなして、その後、旅行の説明をしました。遅刻や欠席がおおぜいいたらいやだなあと思っていましたが、今朝はYさん1名だけでした。

今回の旅行は、今までのバス旅行とは違って、電車旅行です。去年の川越も電車で行きましたが、現地集合でしたからみんなばらばらに行き、、電車旅行という雰囲気ではありませんでした。しかし、今回は池袋から特急ラビューで行きます。乗った瞬間から旅行です。川越へ行き時に乗った通勤型電車とは、高揚感も違うはずです。

でも、それにまつわる注意事項も増えました。まず、電車は絶対に待ってくれません。バスなら出発時刻に多少融通をつけてくれますが、電車はその点シビアです。下車駅でもそうです。短い停車時間の間にてきぱき動いて降りなければなりません。だらだらでれでれ動いていたら、各方面に迷惑が掛かります。

学生たちには当日の乗車券を配りました。外国人専用の(だから、教職員は対象外)、西武線全線が乗れるチケットです。その説明をし、絶対忘れるなと注意しました。ラビューの座席指定券も渡しました。現地に着いてからは原則クラスごとの行動ですから、そこでの注意もしました。

そこまでで、前半の授業が終わってしまいました。1階の職員室に引き上げようとしていたら、説明の時にいなかったYさんが来ました。「Yさん、どうしたんですか」「先生、すみません。寝坊しました」と、予想通りの遅刻理由。そのすぐ後に、「先生、ヒョウをください」とYさん。Yさんの言いたいことはわかっていましたが、「ヒョウ?」と聞き返しました。「電車のヒョウです」「電車のヒョウって何ですか」「…ピョウ」「電車のピョウ?」とさらに聞き返すと、Yさんは口頭での説明をあきらめ、指で四角を描きました。

「ヒョウでもピョウでもいいですが、それは日本語で何ですか」と聞くと、Yさんは黙ってうつむいてしまいました。“チケット きっぷ”とホワイトボードに書きました。“ヒョウ”とは“票”であり、“ピョウ”のほうが原語音に近いのです。Yさんの思考回路が中国語で回っていることが、はっきりわかりました。

それにしても、心配です。あさって、Yさんはラビューに乗れるのでしょうか…。

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うつむく学生たち

4月15日(土)

聴解系の問題をするときには、メモを取るのが定石です。こちらもそういう指導をしています。また、学生もそれが当然という顔をして問題に取り組みます。大筋でだれが何を言ったかぐらいなら、メモなしでも答えられるでしょうが、細かいところまで突っ込んで聞かれると、メモがなければどうしようもないでしょう。

日本語+で、EJUの聴読解・聴解の過去問をやりました。ダメ押しのつもりで、始める前にメモを取るように指示しました。しかし、メモを取ったのはごくわずかで、大半はうつむいて必死に耳を傾けていました。真剣に問題に取り組んでいる様子は伝わってきましたが、だからと言って問題に答えられるわけではありません。案の定、そういう学生の正答率は半分ほどでした。

EJUの聴読解・聴解は、先生が一方的にしゃべり、その内容について問うというパターンが多いです。大学の講義を意識したものですから、ノート=メモを取るのは当然です。たとえ国の言葉を使ったとしても、メモを取る力も聴解力の一部だという発想でしょう。これはその通りだと思います。学術的な話を聞き取って理解することは、大学生の主たる仕事だと言ってもいいでしょう。これができない留学生が日本の大学に門前払いを食らったとしても、文句は言えません。

今学期のこの授業は、今回初めてEJUを受ける学生が主力です。初級あたりの聴解ならメモなしでもどうにかなったのかもしれませんが、EJUといく大学入試の端くれとなると、そうは問屋が卸しません。メモが取れずにうつむいて聞いていた学生たちは、壁を感じていたのかもしれません。壁を感じていようといなかろうと、あと2カ月で本番です。

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遅れてきた有望株

4月14日(金)

Cさんは、事情があって遅れて入国してきた新入生です。午前のクラスの授業後に、通常の日程で入国した学生たちはすでに済ませている日本語+のオリエンテーションをしました。大学院進学を目指していますから、研究計画書作成など、個別指導に関する説明が主でした。

楽でしたね。まず、こちらの言うことを一発で的確に理解してくれますから、話がトントントンと進みます。言葉のレベルを落としたり、具体的な例を示したり、筆談に及んだりなどということなく、説明が通じました。また、ノートを取っていましたから、要点をつかんでいることもよくわかりました。そして、Cさんが発する質問が実に的を射ているんですねえ。私が次に説明しようと思ったことを聞いてきたり、最重要ポイントを再確認したりという調子で、無駄な質問がありませんでした。こうまでスムーズにわかってもらえると、話すつもりのなかったことまで話してしまいます。Cさんの立場から見ると、理解が早いおかげで、他の学生が得られなかった情報まで手にできたということになります。

Cさんは、物事をてきぱきと進められるという意味で、頭のいい人だと思いました。それもそのはずです。国の大学を出てからしばらく、日本人なら誰でも知っている会社に就職し、最前線でバリバリ仕事をしてきたのですから。その経験から研究したいことが出てきて、日本の大学院に進もうとKCPに入学したという次第なのです。

志望校までは聞きませんでしたが、きっと説得力訴求力のある志望理由書や研究計画書を書くことでしょう。大学院の先生方にも好印象を与えることは疑いありません。来年の今頃は、どこかの大学院で研究を始めているに違いありません。

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違いがわかる

4月11日(火)

火曜日は上級のクラスです。顔と名前が一致する学生が半分くらいいましたから、昨日のクラスよりはいくらか気が楽でした。

「みなさんは今学期から上級クラスになりましたが、このクラスの上に、もっと上級のクラスがあります。そのクラスの学生とみなさんの日本語を比べると、読解も文法も会話もすべてあちらのクラスの方が上ですが、何が一番大きく違うと思いますか」と聞いてみました。当然のごとくいろいろな答えが返ってきました。

「知っている単語の数、使える単語の数が一番違います」と言うと、意外そうな顔をする学生はあまりいませんでした。上のレベルの学生たちは、抽象概念を表す単語が自然に出てきます。同じ単語を私のクラスの学生が発すると、気負ってるなとか、ネットで見つけたのをそのまま言ってるなとか思ってしまいます。

同じことが、このクラスの学生と昨日のクラスの学生の間にも言えます。ほんの入り口とはいえ上級クラスですから、日本語学習歴で半年ほど差のある学生に対しては、語彙面で差をつけています。複合動詞などがひょこっと出てくると、中級とは一味違うなと思ってしまいます。1~2分ほどのニュースを聞かせてみたら、大部分が理解できたみたいでした。頭の中に蓄積された語彙が多いからこそ、聞いてわかるのです。まあ、事前に多少種をまきましたけどね。

授業の最後に「んです」を取り上げました。「んです」は初級で勉強する文法事項ですが、定着するのは上級になってからです。「んです」がどのくらい過不足なく使えるかで、その学生の実力が推し量れるとさえ思っています。残念ながら、このクラスの学生の「んです」は、上級とは言いかねます。今学期の強化のポイントは、この辺にありそうです。

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前途多難

3月22日(水)

上級クラスは、実力テストを行いました。今学期、主力メンバーが卒業で抜けてしまったので、来学期のクラス編成の参考資料にします。

問題は、来学期上級クラスに新たに加わる予定の学生も受験しますから、やさしめのものから上級の中でも上位の学生の実力が判定できそうな問題まで、難易度の幅を広く取りました。また、文章力を見るために、簡単な作文問題も入れておきました。

Sさんは早々に問題を解き終え、スマホをいじり始めたので、スマホを指さして注意。すると、かばんの中から授業には全く無関係の本を取り出して読もうとしたので、「あなたはテストの受け方を知らないんですか」と小声で注意。本はしまったものの、どこからか買い物のレシートを出して広げようとしたので、さらに注意。すると、「もう終わりました」と言うので、明らかに問題の指示とは違う答え方をしているところを「これはどうなんだ」と指すと、渋々答えを見直し始めました。

授業後、そのSさんの答案を採点すると、私が指したところは、結局問題の指示通りには答えられていませんでした。他の問題も、“できない学生ではない”という程度の出来でした。でも、Sさん自身は、おそらく、あんなのちょろいと思っているのでしょう。こんなあたりに、Sさんが今シーズンの受験が全滅だった原因があるように思えました。そこを改めない限り、Sさんが心の底から笑える日は来ないでしょう。

やはり結果が思わしくなかったKさんは、作文問題がまるっきりでした。Nさんは実力不足。受験を何となく先延ばしにしたJさんは、その気持ちがわかるような成績でした。

こうした学生たちをどう指導していけばいいのでしょうかね、これから1年…。

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すばらしい通訳

3月4日(土)

この頃どうもAさんの様子がおかしいので、担任のB先生と一緒に話を聞くことにしました。Aさんは逃げも隠れもせずに指定した時刻に指定した場所まで来ましたが、Cさんを伴っていました。Cさんに通訳を頼んだと言います。Aさんだって上級の学生です。でも、自分の日本語に自信が持てず、自分よりもさらに上のクラスのCさんを通訳としてついてきてもらったのです。

生活状況の話も聞くつもりをしていましたから、プライバシーにかかわることも質問するがそれでもいいかと聞いたら、それも計算済みだと言います。こういう場合には事務職員が通訳を務めるのが常ですが、運悪く通訳ができる職員は仕事で外出していました。まさか上級の学生が通訳を必要とするとは思わず、約束をしていませんでしたからしかたありません。

Aさんとの話の内容をここに記すわけにはいきませんが、Cさんの通訳は素晴らしかったです。Aさんの言わんとしている微妙なニュアンスもくみ取って訳してくれました。初級の学生にこちらの考えを伝えてもらうことはありましたが、学生の思いの丈を日本語にしてもらうという通訳をしてもらったのは初めてでした。Aさんも、Cさんが私たちに話す日本語を聞いて満足そうでしたから、きっと的を射た通訳だったのでしょう。

Cさんは、EJUなどの試験の点数が非常に高いわけではありません。しかし、Aさんの言わんとしたことをきちんと日本語にできたという点においては、高度な日本語力というか、相手の気持ちに寄り添うコミュニケーション力を有しているのです。こういう学生がKCPで育ったということがうれしかったです。なにせ、Cさんはおととしの春、レベル1のオンライン授業で私が教えた学生ですから、ちょっと鼻が高くなりました。

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難しい文法

3月1日(水)

Bさんは来年の進学を目指しています。もう1年KCPで勉強するにあたって、どのようにして日本語力を伸ばし、進学につなげていくかについて面談しました。

得意科目を聞くと、漢字、文法、読解といいます。苦手なのが、会話、聴解、作文です。会話は、学校外で日本人と話すとき、どんな単語や文法を使ったらいいかわからなくなるから苦手なのだそうです。作文もほぼ同様です。さらに突っ込んで聞くと、上級らしく難しい単語や文法を使おうとするけれども自信が持てないのだそうです。上級になり切れていない学生が背伸びしようとすると、このようになりがちです。

日本人だって、日常会話でN1やN2の文法を使いまくっているかというと、全くそんなことはありません。みんなの日本語レベルの文法を上手に組み合わせているにすぎません。これが本能的にできるところが母語話者なのですが、Bさんが想像しているほどの難しい文法など使っていません。私も、この稿では意識してN1の文法を使いますが、話しているときは、教師相手でも「みんなの日本語」ですね。

入試の面接にしても、状況は変わらないでしょう。無理して小難しい文法を使って失敗するよりは、初級文法を正確に使いこなす方が、評価は高いに違いありません。面接練習でも、そういう指導をしています。

そんなことをBさんに伝えましたが、これで問題が解決するくらいだったら、Bさんはこんな悩みを打ち明けることもないでしょう。口を開くチャンスがつかめないんでしょうね。こんなふうに一対一で話を聞く機会を提供していくことが、Bさんの会話力を伸ばすほぼ唯一の道だと思います。

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