Category Archives: 卒業生

入力

3月28日(金)

2024年度の進学データをまとめています。受験校や進学先などは、基本的に学生の自己申告です。それを、各学生のEJUとJLPTの成績などとひもづけます。これがなかなか大変な作業なんですねえ。

まず、学校名はまだしも、学部学科名、大学院だったら研究科や専攻名があやふやです。「A大学経営学部経営学科」と書いてあるのに、A大学には経営学部はなく、ネットで調べてみると「経済学部経営学科」だったなどというのはよくあるパターンです。学科名がブランクだと、本人に問い合わせることもあります。

TOEFL、TOEICなどの英語の試験の成績も集めています。数字を入力するだけですから、致命的なミスはありません。TOEFL:780、TOEIC:80などという回答は、明らかに入力ミスですから、こちらで書き換えればいいだけです。よく見ると、意外な学生が高得点だったり、そんな点数でよくこんな“いい大学”に入れたねという成績があったり、そんな方向に頭が向かってしまい、作業が遅れてしまうこともあります。

やっぱり、結果を出せなかった卒業生のデータを見るのはつらいですね。Yさんはその典型でしょうか。日本語もよくできるし、授業中の態度も言うことなしだし、発想も豊かだし、協調性もあるし、こんな素晴らしい学生がどこにも受からなかったなんて、不思議でなりません。

私たちは年単位でYさんを見てきましたから、Yさんの優れているところ、秀でた点まで目に映りますが、一発勝負に近い入試だと、そうはいかないこともあるのでしょう。本番で力を出し切るにはどうしたらいいかという指導が足りなかったのでしょうか。

Yさんが入力したデータには、何一つ間違いはありませんでした。不合格校を細部まで入力するのはつらかったでしょうに…。

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困った

3月26日(水)

超級クラスのSさんから、専門学校に落ちたという連絡が入りました。Sさんは超級クラスの学生ですから、日本語に関しては心配ありません。専門学校も、日本語で落とされたのではないことだけは確かです。では何が原因かというと、KCPでの出席率以外に考えられません。

Sさんは、もともとは大学に進学するつもりでした。その気になれば、去年の4月に進学できたかもしれません。しかし、“いい大学”に進みたかったですから、もう1年勉強する道を選びました。結果的には、この選択が裏目に出てしまいました。いろいろな理由で学校に通えない日が増えてしまい、2024年度もあと5日という押し詰まった時期において、行先が決まっていないという状況に陥ってしまいました。

もちろん、KCPも手を拱いていたわけではありません。手を変え品を変え、飴を与えたり鞭で打ったり、相談に乗り指導をし、出席率浮揚策を打ってきましたが、浮かび上がるのは一時期だけでした。やはり、合格には出席率が不可欠なのです。

最近は、出席率90%でも、「どうして10%も休んだんですか」と聞かれることがあるそうです。となると、それよりもかなり悪い数字のSさんは、どう答えても苦しい立場に追い込まれます。病気と答えたら、そんな病弱の体で留学が続けられるのかと追及されるでしょう。

在校生で一番心配なのが、Jさんです。JさんもSさんに負けないくらいの日本語力を持っていますが、Sさん以上に出席率が心配です。来年の今頃、尾羽打ち枯らして「先生、どうしたらいいですか」なんてやっているのではないかと心配しています。

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お土産

3月24日(月)

午後、職員室で仕事をしていると、ついこの間卒業したばかりのCさんが、大きな紙袋を持ってやってきました。卒業式後、九州を旅行し、その旅行の最中にT大学から入試に合格したという通知が来ました。それでうれしくなってお土産をたくさん買い込んで大きな紙袋になってしまったのかどうかわかりませんが、うれしい報告とおやつの差し入れをいただきました。

Cさんは2年前に入学して、レベル1から、すなわち、ひらがなカタカナの読み方・書き方から勉強を始めました。その後毎学期進級を重ね、今学期は超級クラスで卒業しました。入学から卒業までの成績表を見てみると、ずば抜けてすばらしい成績を挙げているわけではありませんが、毎学期クラスの上位に位置していました。学校の授業を確実に身に付けて実力を伸ばしてきたと言えます。

また、面接記録を見ると、入学時から高い目標を掲げていました。入学時に「志望校はT大学」などと言ってしまう学生は大勢いますが、そのアドバルーンがいつの間にかしぼんでしまう学生がほとんどです。入学時にCさんと同じクラスだったDさんは、レベル1の成績はCさんより上でした。しかし、今学期の成績は、Cさんの足もとにも及びませんでした。Cさんは努力が長続きする学生だったのです。

そう思って改めてCさんを見てみると、推薦を受けて外部の奨学金を受給し、いろいろな学校行事でも活躍し、卒業時の出席率も100%でこそないものの、ほぼ100%と言っていい数字でした。KCPを存分にしゃぶりつくしたうえで、T大学に進学していきます。ということは、KCPの教育って、徹底的にすがってくれれば、大きな成果につながるっていうことですね。いい教育をしてるんだって、自信を持たなきゃ。

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もう1年?

3月17日(月)

朝、S先生がご病気でお休みになるという連絡が入りました。S先生は中級クラスの授業をすることになっていましたから、代講を立てなければなりません。中級レベル担当のH先生に授業内容を聞くと、読解を力ずくででも進めなければなりません。となると、慣れない先生ではなく、この読解をやったことのある先生が適任です。ということで、急遽、私が代講をすることになりました。別の仕事を予定していたのですが、授業に穴をあけるわけにはいきませんから、引き受けることにしました。

教室に入ると、顔と名前が一致するのは2人ぐらいで、完全にアウェー状態です。でも、最初の30分がテストでしたから、その間に答案用紙の名前とその学生の雰囲気(学生は机の方を向いているので、顔は見えません)を一致させたり、答案を盗み見てその学生はできそうかどうか見極めたりして、態勢を立て直そうとしました。

テストの次は漢字です。「予習してきてわからなかったことがあったら質問してください」と全体に聞いたら、何人かが手を挙げました。その質問に対してぱきぱき答え、ここでこちらのペースに持って来て、山場の読解になだれ込みました。

読解は水についての読み物でした。水なら化学屋の端くれとして得意分野ですから、教科書の本文を元にして、新たな情報を付け加えたり、関連事項を学生に考えさせたり進めていきました。どうにか目標到達地点に達しました。代講教師としての義務を果たしました。

胸をなでおろしながら1階に戻ってくると、先週卒業したばかりのKさんがいました。「先生、もう1年、KCPで勉強させていただけませんか」と聞いてきました。留学ビザでの日本語学校在籍期間は、最長2年と定められています。学校としてはとてもうれしい申し出なのですが、法律的にかなえてあげることはできません。また、Kさんは最上級クラスまで上り詰めていますから、4月以降、Kさんの日本語力をさらに伸ばしてあげられるような授業ができるかどうかわかりません。そういうことを伝えて、「ごめんなさい」と言いました。

午前中の中級クラスに遅刻してきたNさんも4月から進学です。KさんよりもNさんに「もう1年勉強」という気持ちを持ってもらいたいところです。でも、手ぶらで教室に入って来たNさんには、そんな気持ちはみじんもないでしょうね。

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早い!

3月14日(金)

数年前の卒業生のSさんが来ました。SさんはR大学に入り、そのまま大学院に進学しました。「就職が決まりました」と報告してくれたのですが、実はまだ修士の1年生で、入社は来年の4月です。なのに、もう内定をもらったのだそうです。何という早さでしょう。…と言って驚いているのは、私ぐらいなのでしょうかねえ。

この時期に内定をもらったということは、大学院入学早々から就職活動を始めて、去年の秋ぐらいから面接を受けまくっていたのでしょう。そう思って聞いてみたら、実際にその通りでした。面接はオンラインがほとんどで、東京の外の会社も受けました。Sさんが就職するのは、その東京から離れたところの会社です。勤めることになる土地へは、まだ1度も行ったことがないそうです。

私が就職した時は、修士2年になってから動き始め、内定したのは6月か7月ごろだったでしょうか。それでも早く決まったと友人に自慢したものです。1年生の頃は、企業研究なんか、まともにしていなかったんじゃないかな。今、こんなことをしていたら、就職戦線に出遅れてしまい、不戦敗になってしまうかもしれません。

Sさんにはこれから修論が待っています。修論が通らなかったら、内定は取り消しでしょう。日本人なら「バカなやつだ」と笑われるぐらいで終わりでしょうが、外国人であるSさんはビザの問題が絡んできますから、話は複雑です。むしろ、これからが大学院生活の正念場です。本当に笑えるのは、来年の今頃でしょう。

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ちょっと違った卒業式

3月12日(水)

朝、マンションの外に出ると、道が濡れていました。学校に着く直前に、ごく弱い雨に降られました。卒業式で四谷区民センターまで移動するのですが、傘は使いたくないんですが…。

8時頃、和服にコートという和洋折衷みたいな恰好のKさんが、「寒い、寒い」と言いながらロビーに入ってきました。和服とは言うものの、浴衣に近いものですから、そりゃあ、寒さに打ち震えたくもなるでしょう。その“和服”も着崩れてしまって、冷たい空気が直接懐に流れ込んできますから、よけいに寒いのです。ロビーの壁際に立っているKさんの前をいろいろな先生が通るたびに、着方を直されていました。見るに見かねて手を出したくなる着崩れようなのです。

開場の9時近くに区民センターのホールへ行くと、すでに10名ほどの学生が来ていました。みんな正装していました。入試の面接試験のためにそろえたスーツを着てきたのでしょう。LさんやSさんは、Kさんとは違って本格的な和装でした。歩き方がぎこちないのは、やむを得ないところでしょうか。

今年は会場の都合で、区民センターは午前中だけで、午後からはKCPの講堂で続きを行うという形です。卒業生ひとりひとりに証書を手渡すのは午後の部です。午前中は理事長から祝辞をいただき、皆勤賞などの表彰をし、演劇部と琴クラブの発表がありました。私がセリフを4つ5つ言った演劇部は、みんな堂々と演技し、卒業生から大きな拍手をいただきました。琴クラブの演奏は、たぶん初めての曲じゃなかったでしょうか。長い曲でしたが、一糸乱れぬきれいな音色がホール中に響きました。

そして、教職員による歌。私は皆さんの足を引っ張らないように隅っこに立っていましたが、N先生やY先生たち実力派の先生方のリードによって、卒業生たちの気持ちを引き付けることができました。

ここまでで午前の部が終わり、私は大急ぎで学校へ。卒業生が三々五々移動してきたところで、証書の授与式。区民センターよりもずっと小ぢんまりした会場ですから、和気あいあいといった感じで式が進みました。コスプレも何名かいました。証書授与後の挨拶も、その雰囲気に合わせて、いつもよりやわらかめにしました。こういう、学生と教師との距離の近さが、KCPのいい所なんじゃないかなあと、笑い声に包まれたステージ上で思いました。

卒業生が去っていきます。明日から、KCPの新しい1年が始まります。

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日本人客?

6月21日(金)

養成講座の授業の休憩時間に1階に下りると、ロビーでL先生、F先生と親しげにしゃべっている人がいました。学生と同じくらいの年頃ですが、見かけぬ顔です。7月期の新入生にしては、話が弾みすぎています。L先生とF先生を相手に談笑しているのですから、怪しい人ではないのでしょう。そんなに時間の余裕もありませんから通り過ぎようとしたところ、「先生、Mさんですよ」とF先生に呼び止められました。改めてしげしげと顔を見ると、確かに卒業生のMさんでした。

Mさんはもうだいぶ前の学生で、W大学の大学院に進学しました。大学院修了後、F先生の地元の近くの会社に就職したそうです。昨日の夜行バスに乗り、今朝早く新宿に着いたとのことでした。

在学中のMさんは、午前クラスなのに夕方まで学校にいる学生でした。今目の前でしゃべっているみたいに、いろんな先生を捕まえては話をしていました。本当は違うかもしれませんが、私にはそんな印象が残っています。よっぽど学校が好きだったんでしょうね。

話し好きでしたから、会話力は高かったと思います。大学院でも就職してからも、周りの日本人にどんどん話しかけているのでしょうね。その会話力にさらに磨きがかかっていました。相槌の打ち方やちょっとした言葉の返し方が、日本人そのものでした。発音・イントネーションもタイミングも、違和感がみじんもありませんでした。いや、外国人だと思って聞くと、逆方向の違和感が湧き起こってくるくらいです。

学校の友達は同国人ばかり、授業後は国の言葉で教えてくれる塾へ、買い物は自動販売機か無言でセルフレジ、食事は国の言葉が通じる店、アルバイトはせずにまっすく帰宅…という毎日を送っている学生は、話す力が付くわけがありません。期末テスト前なら、Mさんにお説教をしてもらうところなんですがね。

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大変身

4月20日(土)

お昼過ぎ、トイレに行こうと職員室から出たら、「すみません。F先生がいますか」と声をかけられました。どこかで見たような顔なんだけれども、私が知っているその顔の持ち主は、こんな調子で話しかけてくるキャラじゃありません。人違いかなと思って、「先生、学生ですよ」とF先生を呼び出しました。

ロビーに出るや、F先生、「Yさん、元気だった?」と、つい数秒前、私が頭の中で否定した卒業生の名前を呼ぶじゃありませんか。F先生を目にしたYさんも、にこやかな表情になりました。Yさんってこんな笑顔になるんだと、F先生の影からYさんの顔をしげしげと眺めてしまいました。

Yさんは、今年B大学に進学しました。KCP在学中のYさんは、出席率も悪く、成績も振るわず、いわゆる問題児でした。いつも眉間にしわを寄せ、日本語に自信がないせいか、ほとんどしゃべりませんでした。進学についても高望みを続け、F先生をさんざん悩ませました。卒業式の頃に、第3志望ぐらいのB大学にどうにか滑り込みました。

まだ1か月足らずですが、B大学での留学生活は楽しいようです。好きな勉強をしていますから、笑顔も湧き上がってくるのでしょう。「すみません。F先生『が』いますか」と言ってしまうあたり、日本語はまだまだですが、自分から日本語を発するようになったのですから、大進歩です。B大学では日本人の友達もできたと言っていましたから、日本語を話す力もこれからぐんぐん伸びることでしょう。

KCPを訪ねて来てくれたということは、Yさんの心に余裕が生まれたということです。順調な滑り出しと言っていいでしょう。今週は忙しくて私の方に心のゆとりがなくなっていましたが、明るく輝いているYさんを見て、少しリフレッシュできました。

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主が消える

3月26日(火)

Nさんが卒業しました。アメリカのプログラムで1年半日本語を勉強してきました。授業以外のクラブ活動にもどんどん参加し、卒業式の演劇部の公演では、主役を演じました。そんなこんなで、今やKCPの主みたいな感じがします。

非漢字圏から来たNさんは、中国の学生などに対しハンデを背負っていました。そのハンデを、努力によって跳ね返した1年半と言えるでしょう。勉強に疲れた時もあったに違いありませんが、そんなそぶりはみじんも見せず、クラスの友達はもちろん、それ以外の学生たちを元気づけてきました。Nさんのまわりには自然に学生が集まってきました。

夕方、アメリカのプログラムの修了式がありました。修了証書を受け取ったNさんは、感極まった様子で涙をこらえていました。苦しい思い出も楽しい思い出も、いくらでも湧き上がってきたのでしょう。そんなNさんを見送りに、多くの在校生が集まりました。慕われていたんですね。

修了式後も、お世話になった各先生というか、職員室の全教職員ひとりひとりにお礼を述べに回っていました。1年半も、授業以外でも大活躍をしてきたのですから、なんたって主ですから、知らない教職員なんていません。私も温かい御礼の言葉をいただきました。

そんなことをしていたら、6年前の卒業生Jさんが来ました。昨日D大学の大学院の修了式があり、4月から社会人だそうです。修士論文も見せてくれました。入社した会社の様子を聞くと、有名ではなくても有望そうな会社で、Jさんの未来が輝いて見えました。

日本で進学するNさんも、何年か先にJさんのような姿を見せてくれることでしょう。故郷じゃなくて母校に錦を飾ることを期待しています。

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スピーチ付き卒業式

3月11日(月)

卒業式後、当日式に参加できなかった卒業生が、証書をもらいに来ています。無断欠席の場合は取りに来ても証書は渡しませんが、事前連絡があった卒業生には職員室で渡すことにしています。

この後日の証書授与には、1つだけいいことがあります。当日は受け取る人数が多いので、証書の読み上げは最初の1人だけで、あとは「おめでとうございます」と声をかけながら手渡しします。しかし、“後日”は、卒業生を向き合って「おめでとうございます」だけでは間が抜けていますから、証書の文面をフルに読み上げます。その場にいる教職員が拍手で祝福します。そういえば、当日はすべての卒業生に拍手ではありませんね。

このように温かい雰囲気の中で証書がもらえるのですが、もらった卒業生はスピーチを求められます。これも卒業式当日にはない特典と言えないこともありませんが、当の本人にとっては、このスピーチはなかなかの難関のようです。

Kさんは、教室では気の利いたことを言ったり、他の学生とは違った観点から意見を述べてくれたりと、話すことに関しては教師も一目置いていました。本人も自信を持っていたのではないかと思います。ところが、証書をもらった後にスピーチを求められると、「2年間、KCPで勉強しました…」など、レベル1程度の文しか出てきません。スピーチをしてもらうと予告しておきませんでしたから、また、お世話になった先生、見慣れぬ顔の先生、職員室にいる教職員全員の注目を浴びていますから、緊張していたことは確かでしょう。結局、語彙的にも文法的にもレベル1の範囲を出ることのない挨拶に終わってしまいました。

KさんよりおとなしいFさんは、言うに及ばずです。どうにかこうにか「ありがとうございました」にたどり着いたといったところでした。

毎年、こんな感じです。堂々とスピーチできるのは、ほんのわずかです。もちろん、コトバデーを見てもわかるとおり、全校生の前で立派なスピーチができる学生もいます。卒業式で学生企画の司会を立派にやり遂げた学生もいます。でも、人前で話すことのKCP全学生の平均値は、まだまだと言わざるを得ないでしょう。来年度は、卒業式後に証書をもらいに来た時に立派なスピーチができる学生を育てたいものです。

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