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鼻水鼻づまり

11月13日(金)

おととい、選択授業の「身近な科学」で風邪を取り上げ、風邪の予防法なんかを偉そうにしゃべったら、昨日からくしゃみが出て鼻水が垂れてなんとなく熱っぽくて、完全に風邪を引いてしまったようです。ゆうべは必要最低限の仕事だけして早めに帰宅したんですが、症状は改善されるどころかひどくなりました。身近な科学では、風邪を引いたら何より休息と訴えたのですが、私は授業だ面接練習だと、今日も仕事がびっちりでした。明日は会議もあるし、中間テストの問題も作らなければならないし、出てくるほかありません。

今回の風邪は、とにかく鼻水がひどいです。昨日は水っぽい鼻水がたれてきて始末に負えなかったのですが、今日は鼻づまりがいかんともしがたい状況です。鼻が詰まると思考能力が落ちてかないません。受験講座が特に辛いですね。理論をわかりやすく伝え、練習問題ぐらい解けるところまでもっていかなければなりません。そういう、頭の運動神経を要する部分が苦しいのです。しかも昨日早く帰っちゃって、準備が十分ではありませんでしたから。

それにしても、どうして風邪を引いてしまったのでしょう。このところ急に疲れがたまるような仕事をしたわけでも、精神的にきつくなったわけでも、寒い思いをしたわけでもありません。風を引いている人が周りにいなかったわけではありませんが、これまた今に始まったことではありません。一番恐ろしいのは、老化により体力が衰えたため、今までと同じ悪条件をもはや受け入れられなくなったということです。

来週の金曜日は課外授業で、バーベキューをしに立川の昭和記念公園まで行きます。それまでにはこの風邪を何とか片付けておかないと…。

倒れた???

10月20日(火)

9時10分前、午前クラスの教師たちの朝礼が始まってもE先生は姿を見せません。ゆうべ、「明日」の授業内容についてのメールを送り、それに対して10月20日という日付の入った教案を送ってきましたから、E先生が授業の日にちを忘れているとは思えません。事情を確認するためにE先生に電話をかけると、通勤途中に倒れて駅の救護室に運ばれていたことがわかりました。

午後クラスの先生に大急ぎで代講を頼みました。前半は漢字のプリントなどがありましたが、後半はE先生が独自の資料で授業をすることになっていましたから、どうにもなりません。これまた周りの先生からすぐ出てくる教材を借りて、急場をしのぎました。後刻E先生から送られてきた資料を見ると、私がお願いした授業内容を見事に反映した資料で、もしかするとこれを作るために寝不足になり、倒れてしまったのではと思えるほどの内容でした。

E先生は私の半分にも満たない年齢で、少なくとも見た目には不健康そうではありません。こういうふうに、若くてパワーがありそうな人が倒れたり病気になったりするたびに、何が健康を左右するんだろうかと考えさせられます。私のように食事も睡眠も不規則極まりなく、運動不足もはなはだしい者のほうが、よっぽど倒れちゃいそうなんですがねえ。酒煙草を全くやらないっていうのが、そんなに健康に効いているとも思えません。

いずれにしても、あれだけの力作が日の目を見なかったというのは、E先生自身が最も残念なはずです。さらに言えば、それだけの授業を聞きそこなった学生こそが最大の被害者かもしれません。次回のE先生の日に、その授業をしてもらおうかと、予定変更を考えています。

いててて

10月7日(水)

どうも腰痛がひどくなってきてたまりません。おとといあたりからちょっとおかしいなと感じていたのですが、今は椅子に腰掛けていてもうずくような痛みを感じます。というか、痛みに関しては、立っているほうが楽なくらいです。午前中、新入生のレベルテストの試験監督をしましたが、ずっと立って歩き回っていました。動いていればそうでもないのですが、立ち止まったり座ったりとなると、痛みがじわーんと神経を刺激してくるのです。

「病院で診てもらえば?」って言われそうですが、慢性の腰痛ですから治療を続けたところで治癒に至る見込みはありません。どんな名医でも、当面の痛みを和らげて目先の不快感を取り除くぐらいのことしかできません。ただ、今は新学期の準備でパソコン仕事が多い時期ですから、座っているだけで痛いというのは辛い症状です。超級クラスの教材を見つけ出したり作ったりしなければならないのですが、読解教材の候補をじっくり読み込んだり、文法教材のアイデアを形にしたりする気力も湧かず、新入生オリエンテーションの会場設営なんていう、動いていられる仕事ばっかりしています。EJUの数学の問題の解答作りもしなければならないんですがね…。

学生からは志望理由書の添削の依頼が2通来ました。プリントアウトして、試験監督で教室を歩き回りながら赤を入れ、パソコンの前に座る時間は最短にして、送り返しました。頼りにされているとあれば、それに応えなければなりませんからね。

さて、これから帰宅ですが、地下鉄で座れないのが、腰にはちょうどいいくらいです。

病院通い

10月1日(木)

昨日は1日かけて病院を2か所回りました。本当はもう2か所ぐらい行きたいのですが、そもそも、この年になれば体じゅうにガタが来て、いくら病院回りをしてもきりがありません。機械でいえば、経年劣化というやつです。酷使したり耐用年数が近づいたりすると、だんだん調子が悪くなるっていうあれです。風邪みたいな病気は日頃の生活管理で防げても、老化現象はいかんともしがたいです。「老いる」が意志動詞ではないのが何よりの証拠です。それに、学期休みだからってそうそう休んでばかりはいられませんからね。

朝、受付が始まる15分ぐらい前に病院に着いたのですが、私の受付番号は183番でした。総合病院ですからいろいろな診療科を合わせて183番であり、私の診療科は受診者が少なく、診療時間が始まったら、予約時間通りに、すぐに順番が来ました。時間があるだろうと思って待合室にある無料の血圧測定器で血圧測定をし始めたら、名前を呼ばれてしまったくらいです。でも、隣の診療科は多くの受診者が来ていて、こちらの待合室にまで流れ込んでいました。

老人病のご他聞に漏れず、私の場合も慢性疾患ですから、完治は望むべくもなく、いかに現状維持を続けるかがキーポイントです。昨日の担当医も、「あと40年か50年使うつもりで、ずっと見ていきましょう」と、半分は揶揄でしょうが、そう言っていました。病院通いをしていない部分に関しても、病院へ行ったところで劇的な改善は見られないでしょうから、行こうと思わないのです。今通っているのは、ここが壊れたら人生の楽しみがなくなりそうだという器官の病気です。

もうちょっと年を取って、医療費無料化の対象になったとしても、いそいそと通うようにはなりたくないです。注射や採血などは全然怖くないし、どんな苦い薬でも平気な顔で飲めます。また、最近の病院はホテルみたいなすばらしい施設を持っているところも増えてきています。でも、やっぱり、行くのは必要最低限にしたいです。

何とかしろよ

6月18日(木)

Sさんは進学コースの学生ですが、成績が思わしくありません。それに加えてここへ来て1週間近く欠席してしまいました。来学期も同じレベルをもう一度勉強することが確定的です。友人のOさんの話によると、Sさんは毎晩のようにお酒をたくさん飲んでいるそうです。留学生活が思い通りにいかなくて、その憂さ晴らしで深酒しているのかもしれませんが、感心しません。

何より、Oさんに迷惑をかけていることがいけません。OさんはEJUが迫っているのに、酔っ払ったSさんの介抱をさせられています。そんなことをしているどころじゃないのに、国にいたときからの親友を捨て置くこともできず、貴重な時間を費やさざるを得ない状況に追い込まれています。Sさんは親友の足を引っ張っていることに気が付いているのでしょうか。自分の行動が親友の将来に暗い影を落としかねないことなんか、自覚していないでしょうね。

2人の状況をつぶさに見ているわけではありませんから断定はできませんが、話を聞く限りSさんのお酒の飲み方は問題飲酒です。最近の欠席は胃の不調によるものですが、内科ではなく心療内科に診てもらうべき心身状態かもしれません。

Sさんは未成年ではありませんから、法律上はお酒が飲めます。しかし、Oさんの犠牲の上に立って飲み続ける資格も権利もありません。本分である学業を疎かにするような飲み方が許されるわけがありません。クラスに彩りを添えてくれる貴重な学生ですが、このままじゃ最悪帰国ですね。私たちがSさんの内面に踏み込んだ指導ができなかったことはこちらの反省点ですが、Sさん自身が自分自身を何とかしようという気持ちがなかったら、この問題は解決しません。

熱がない

3月26日(木)

久しぶりに風邪をひきました。今週になってから咳が出て、本人はそれほどでもないと思っているのですが、周りの先生方によると、明らかに鼻声だそうです。おとといぐらいから、私にとっての風邪の万能薬・龍角散を飲んでいます。墨汁くさいとかいう声にもめげず、1日に数回、いやもっと多いかもしれません、粉を口に放り込んでいます。

ゆうべ帰り際に、「そんなにひどい鼻声なんですから、きっと熱がありますよ」と言われたので、熱っぽい感じはしませんでしたが、家で熱を測りました。熱があったらどうしようと思いながら目盛りを見ると、36度ちょうど。あれ、いつもより低いじゃないかと思い、測り直してみましたが、やっぱり36.0度。ということは、平熱はもしかすると35度台ってこと?

去年ぐらいから冬が寒く感じられるようになりました。数年前までは夏でも冬でも同じ下着で平気だったのですが、今は冬はヒートッテクで完全防備じゃないともちません。朝一番で職員室に入ると、以前は他の先生方のために室内を暖めておこうと思って暖房を入れましたが、最近は自分のためにエアコンのスイッチを押します。家でも、暖房を入れる時間が一冬ごとに長くなっているような気がしてなりません。

子供の頃、祖母の平熱が35.5度ぐらいでした。その当時の祖母の年齢にはまだ10年ほど足りませんが、体内のエネルギー発生状況はその域に近づきつつあるようです。昨日あたりも半袖で期末テストを受けている学生がいましたが、腕のぴちぴちした力こぶがうらやましかったです。

明日は老化に起因する慢性病のチェックのため、病院へ行ってきます。