Category Archives: 自然

何に春を感じますか

2月20日(月)

“20日”は、いつもの月なら“中旬の最後の日”でしょうが、28日しかない2月に限っては“下旬の最初の日”としてもいいでしょう。そんなわけで、昨日も暖かかったことだし、週の初めのウォーミングアップとして、「春を感じるもの・こと」というテーマで、学生に話し合ってもらいました。

私が春を感じるのは、朝が早くなることです。先々週あたりから、私が学校に就く時間帯に、東の空がかすかに白むようになりました。今朝も、明るいとは言いかねますが、空に朝の気配が幾分か感じられました。3月になると道に捨てられている吸い殻がはっきりわかるようになり、そのうちヒートテック極暖がうっとうしくなります。

学生に答えはどうかというと、「暖かくなります」などという当たり前すぎる答えはともかくとして、コンビニやスタバなど、自分の行く店で春の限定商品が売り出されたことという意見が数人から出てきました。確かにそうですね。桜色っぽいパッケージの品物が増えるのはこの時期です。

周りに花粉症の人が現れるなんていうのもありました。ここ3年ばかりはマスクが目立たなくなりましたが、それ以前はマスクの人が多くなると春でしたね。

木の葉が緑になるという意見もありました。でも、これは正確に言うと、木の葉ではなく、新芽が芽吹くことを言いたいのでしょう。新芽がわずかに顔を出すことによって枯れ枝がわずかに緑色を帯びてくると、春を感じるものです。

多くの学生がうなずいていたのが、日の入りが遅くなることでした。学生が目を覚ますのは日の出のはるか後ですから、私のような春の感じ方は無理です。

明日の日の出は6時22分、日の入りは17時28分です。

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オタク旅行記

1月4日(水)

五色塚古墳、魚住・住吉神社、魚吹八幡神社、どんがめっさん、家島神社、運河公園、御着城跡、壇場山古墳、播磨国分寺跡、射楯兵主神社、手柄山中央公園、姫路城、好古園、千姫天満宮、男山八幡宮。私が年末年始の休みに行ったところです。兵庫県播磨地方の関係者以外で、姫路城以外にご存じのところがあったら、地歴にかなりの興味をお持ちの方とお見受けいたします。姫路城以外に行ったことがあるところが2つ以上あったら、オタクの域に達していると思います。

五色塚古墳は、神戸市垂水区の海辺の高台にある兵庫県最大の前方後円墳で、明石海峡大橋と淡路島がよく見える絶景の古墳です。古墳ファンには有名です。

魚住・住吉神社の鳥居越しに見える海は、インスタをやっている人なら撮ってアップするところでしょうが、私はやっていませんからそのままスルー。でも、しばらく立ち止まって見とれてしまいました。

魚吹は「うすき」と読みます。姫路市郊外の網干にある神社で、立派な石鳥居と楼門があります。近くの公園の長いすべり台を滑り降りたかったのですが、表面がざらついていて、生地が丈夫なジーンズとはいえ、お尻が破れたらとんでもないことになるので諦めました。

どんがめっさん、家島神社は、姫路港から船で30分ほどの瀬戸内海に浮かぶ家島にあります。この家島、平地が狭く道も狭いため、主要交通機関はバイクと自転車です。全国にここだけと言われている軽自動車の救急車にお目にかかれました。これも、インスタの人なら即アップでしょうね。

運河公園は姫路市の外堀川両岸に造られた公園で、長さが1.5キロほどあります。両岸を端から端まで歩きました。外堀川は、今の姫路城の基礎を造った池田三左衛門輝政にちなんで、三左衛門堀とも呼ばれます。私が泊まったホテルの住所は、三左衛門堀西の町でした。

御着城跡は、黒田官兵衛ゆかりの地ですが、今は姫路市の御着支所がお城を模した建物に入っています。壇場山古墳は、兵庫県で五色塚古墳の次に大きい古墳ですが、藪の中に埋もれていました。播磨国分寺跡は、全国の国分寺跡同様、礎石ぐらいしか残っておらず、勝手に想像を膨らませるばかりです。

射楯兵主神社は「いたてひょうすじんじゃ」と読み、播磨国総社とされている立派な神社です。ホテルの人の話によると、姫路で初詣と言えばここだそうです。

手柄山中央公園の展望台からは、姫路城をはじめ、姫路の街が一望できます。公園内には水族館や植物園や平和資料館などがありますが、いずれも年末年始休館中でした。

姫路城は、平成の大修理の最中に、外囲いから城を見下ろせるというので行って以来です。さすが国宝・世界遺産、今回私が行った中で一番混んでいました。好古園は姫路城の脇にある人工庭園です。姫路城の入城料が1000円、好古園とのセット券が1050円なので、ついでに入りました。

千姫天満宮と男山八幡宮は、姫路城北西の男山にあります。ここの頂上からの景色も素晴らしかったですね。遠くに瀬戸内海が見えました。長い階段を一気に登り息が弾んだのでベンチに横になると、青空に吸い込まれそうで気持ちよかったです。

何だか姫路市観光協会の回し者みたいな文章になってしまいましたが、オタクの旅に出てみたくなりましたか。なお、私はグルメではありませんので、食事の話はいたしません。

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ブラタモリ安曇野

11月28日(月)

先週の土曜日は、少々早く帰って、家で晩御飯を食べながらブラタモリを見ました。ブラタモリは、地学ファン、塵ファン、歴史ファンにとっては必見の番組です。毎回引き込まれ、番組終了後にネットで詳しく調べたり、地図で地形や道路・鉄道などの様子を再確認したりします。これを始めると、あっという間に夜が更けてしまいます。それどころか、時には時間とお金を都合して、現地調査に赴くこともあります。

先週の土曜日の訪問地は、安曇野でした。オープニングの安曇野を見下ろす景観は、足を運んで、ぜひ自分の目で見てみたいと思いました。松本は何回か行ったことがありますが、安曇野は通ったことがあるだけです。北アルプスの山並みがきれいなところだという印象はありますが、町の中をじっくりと歩いたことはありません。だから、どんなところかという興味も手伝って、番組の最後まで45分間、たっぷり楽しませていただきました。

実は、先週の金曜日に、毎年恒例、A先生のご実家から学校にりんごが届きました。そのりんごの箱に、“安曇野”と大書してあったので、土曜日のブラタモリはどうしても見たかったのです。りんご畑が登場するかなと期待していましたが、そちらははずれてしまいました。番組最後に出てきた穂高神社のお祭りの日が、神社のホームページによると9月27日でしたから、りんごの花には遅すぎるし、実が赤くなるには早すぎるしということで、取り上げられなかったのでしょう。まあ、でも、安曇野は複合扇状地で水はけのよい土地が多く、そこでりんごが栽培されているのだろうという見当は付きました。

さて、A先生のりんごですが、少し色づきの薄いのを選んできました。しばらくうちに置いて、目の保養をさせてもらった後で、おいしく味わおうと思っています。

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ストーブが欲しい

10月22日(土)

夕方、仕事をしていたら、Tさんから電話が来て、学校で相談したいことがあると言います。何事かと思って待っていると、ほどなくTさんが来ました。

相談内容を聞くと、スマホを取り出して、石油ストーブと電気ファンヒーターの写真を見せて、どちらが暖かいかと聞いてきました。国のお母さんに、寒くなったから暖房器具を買いなさいと言われたそうです。

部屋にエアコンがあるかと聞いたら、あるけどエアコンを暖房に使う空気が乾燥するので加湿器も使わねばならず、電気代がかさむと言います。最近、電気代、高いですからね。でも、乾きすぎた空気は、のどにはあまりよくありません。Tさんは、体格はいいのに病弱なところがありますから、用心に越したことはありません。

ただ、石油ストーブとなると、住んでいるところによっては禁止されていることもあります。また、灯油を蓄えておくことは、感心しませんね。春になったら、使わなかった灯油の処分をどこかに依頼しなければならないかもしれません。そういうことを考えると、石油ストーブは、なしですね。

そう話すと、Tさんは一応納得しました。しかし、スマホを操作して、1枚の写真を見せました。アルミホイルに包まれた焼き芋の写真です。石油ストーブの口コミには、ストーブで作った焼き芋を、ストーブで暖まりながら食べるとおいしいと出ていました。

本音はここにあったようですね。私が「うん」と言えば、胸を張って石油ストーブを買い、焼き芋ライフを楽しむつもりだったのかもしれません。土曜日にわざわざ学校へ出てきたということは、よっぽど焼き芋にあこがれているんですね。

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秋の気配を感じる

8月1日(月)

先週末あたりから、梅雨明け直後のような暑さが復活してきました。今朝からずっと、KCPの玄関の体表面温度計は、学生が出入りするたびにアラームを鳴らし続けています。足止めを食った学生は、ノートで体をあおったり玄関前の日陰に座り込んだりして、衣服や髪にたまった熱気を放出し、再挑戦しています。それでもアラームが鳴りやまない学生もいます。幸い、どうやってもアラームが止まらない、つまり本当に体温が高くなっている学生はいませんでした。週間予報によると、ここしばらくは熱帯夜+猛暑日の最強コンビが東京を覆い尽くすようです。

そんな、今年2度目の盛夏を迎えたような東京ですが、私は秋を感じています。梅雨明け間もない6月下旬の1度目の盛夏の頃は、私が家を出る時分には外が明るくなっていました。部屋の電気をつけずとも身支度を整えられました。しかし、先月上旬から中旬にかけて、夏の中休みと言いましょうか、戻り梅雨と言いましょうか、天候不順な日々は、日が照らないので薄暗かったです。そして、第2盛夏ともいうべき最近は、空に雲がないのは感じられても暗いのです。日の出の時間が20分あまり遅くなっているからです。

夏至の頃は、私が乗る電車から見える朝日は、ビルの6階か7階ぐらいの高さでした。しかし、8月の朝日は、かろうじて水平線上にその全身を現す程度です。ずいぶん低くなったなあと思います。KCPの夏休み明けには、日の出前の薄明の時間帯になってしまいます。

毎年のことですが、車窓からの朝日が低くなると秋を感じ、一抹の寂しさも覚えます。今年は第1盛夏が強烈でしたから、もうエネルギーが尽きてしまったのかと、半月ほど前までは心配もしていました。でも、どうやらもうひと働きしそうです。とはいうものの、働き過ぎないようにしてもらいたくもあります。

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3度低下

7月4日(月)

梅雨明けから9日間続いた猛暑日が、ようやく収まりました。10日目の最高気温は29.3度、真夏日も避けられました。

真夏日にならなかったのは、朝9時前後に降った雨のおかげです。この雨によって、気温が3度近く下がりました。降水量はたった3ミリほどでしたが、気温を下げることには大いに貢献しました。昨日も私の家の近くは10時ごろに雨が降りましたが、傘を使うまでもないほどでしたから、かえって蒸し暑くなっただけでした。降水量がちょっと多いだけで、結果が大きく違うものです。

計算してみると、3ミリの雨水がすべて蒸発するとなると、その気化熱によってアスファルトも空気も3度どころではなく温度が下がります。誤差が生じたのは、水と空気とアスファルトの間だけで熱のやり取りが起こるという私の計算モデルが荒っぽすぎたからでしょう。ですが、わずかばかりの雨によってぐっと涼しくなることが計算でもわかりました。

受験講座理科では、氷が水になる時の融解熱、水が蒸発する時の蒸発熱(気化熱)は、水の温度を1度上げるのに要する熱量よりも文字通りけた違いに大きいという話をしています。今学期の授業では、この雨が降ると気温が下がるという仕組みをもっと精密に計算して、学生たちに示してみたいです。7月期はEJUの直前ではありませんから、このぐらいのお遊びは許してもらえるでしょう。

猛暑日が終わったかと思ったら、台風がやって来そうな雰囲気です。あまり強い台風ではなく、関東地方へ来るまでの間に温帯低気圧になる見込みですが、油断はできません。普段の年なら梅雨末期の台風です。災害が発生しても何らおかしくはありません。

新学期が始まるまでに、一波乱あるのでしょうか。ちょっと心配です。

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猫の額の木陰

7月1日(金)

新しい月が始まり、2022年の後半戦が始まりましたが、いきなり今年1番の暑さ、37.0度です。桐生とか伊勢崎とか勝沼とか、40度を超えたところよりはましだと思わなければいけないのでしょうが、数字を見ただけで元気がなくなります。

校舎に入ってくる人は、学生も教師もみんな温度センサーに引っ掛かります。駅の方から来ると、玄関に入る直前、ほんの数十メートルだけ日なたを歩くのですが、それが命取りになります。髪や服やかばんなどがその間にたっぷり熱を蓄えてしまいます。私は、郵便局の前の公園を一周して、木陰で熱を冷ましてから校舎に入るようにしています。そうすると、アラームに驚かされることはありません。

こうしてみると、木陰の威力って大したものです。あんな猫の額の半分ほどの公園に植わっているわずかばかりの木でも、私の体や持ち物から熱を奪ってくれるのです。涼しいというレベルには至りませんが、日なたを通って来た人たちとは明らかに違う結果になっているのですから。

こういう働きをする木を、安易に切り倒してしまったり、落ち葉の処理に手がかかるからと枝を払ってしまったり、日本中で虐待しています。世界各地で発生している森林火災だって、自然発火が原因の場合でも人災的要素が見逃せないと言います。近い将来、体温測定のアラームが鳴るだけでは済まない事態がもたらされてしまうかもしれません。

天気予報によると、来週は多少気温が下がりそうです。でも、湿度が上がりそうなので、結局、蒸し暑くてかなわんということになりそうです。体力を温存しつつ、新学期の準備を進めていきましょう。

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倒れた鳥居と、暑さに耐える

6月20日(月)

能登半島で地震が相次いでいます。震度5~6ですから、“ちょっと揺れたね”ぐらいでは済みません。現に、昨日の地震では震源地近くの神社の鳥居がばったり倒れました。崩れ落ちたのではなく、根元からぽっきり折れて、そのまま90度のめったみたいですね。志賀原発は異状なしとのことですが、震度6弱だったらねじ1本緩んでも困ります。

地震、原発と言えば3.11ですが、先週、あの事故で国には責任はなかったという最高裁判決が出ました。国や原発推進に関わる人たちは喜んでいるようですが、それは皮相的な物の見方だと思います。考えようによっては、国には責任能力がなかったという判断だとも言えます。つまり、国には原発に対してどうのこうのと言えるだけの知識も判断力もなかった、当事者能力が備わっていなかったということです。

あれから11年余り、国はそういった能力を磨いてきたか、許認可を与える責任能力をつけたかと言ったら、大いに疑問です。そういった方面においては何の進歩もなく、温暖化防止には原発がいちばんと旗を振っているに過ぎません。私にはそう見えます。

原子力発電は、原理的にはすばらしいと思います。デコピンをしただけで巨大なエネルギーが生まれるのですから。しかし、現在の科学技術をもってしても、その制御ができているとは言いかねます。エンジニアリング的には非常に大きな不安があります。つまり、原理の高尚さにエンジニアリングが追いついていないのです。

国が原発に責任を負えるようになるのがいつなのか、私にはとんと見当がつきません。この夏は電力事情がひっ迫するとのことですが、だれも責任が負えない怪しげな電力に頼るよりは、汗をだらだら流しながら、猛暑日と熱帯夜に耐えましょう。

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アラームのあとで

5月28日(土)

朝からけたたましい警告音が何度も鳴り響きました。初夏の日を受けて校舎内に入ると、髪や服やかばんなどが部分的に37.5度以上になり、温度センサーに引っ掛かってしまうのです。コンビニや喫茶店で買って持って来た飲み物が反応することもあります。教師はきまり悪そうに持ち物を衝立の向こう側に置いて、入り直していました。受験講座を受けに来た学生も、ほぼ全員がアラームにびっくりしていました。日陰で服や体を冷ましてから再挑戦する学生も。10時少し前に玄関の外に出て空を見上げると、かなりの高度にお日様がいました。

その10時から、新入生のウェルカムパーティーがありました。今回は、今までとは違って、上級の在校生に声を掛けて来てもらいました。そして、新入生というか、最近来日したばかりの学生たちと数名ずつのグループになって、留学の心得を伝えたり、日常生活のアドバイスをしたりしてもらいました。

グループを作る前に一言ずつしゃべってもらいましたが、みんな日本語がうまいですねえ。まあ、そういう学生を選んではいるんですがね。学生の話す力が落ちているんじゃないかと危惧していましたが、この学生たちならどこへ出しても通用するでしょう。

グループで話し始めると、話が止まりません。新入生側は聞きたいことがいっぱいあり、在校生側は語りたくてたまらないのですから。レベル1の新入生も、及ばずながら日本語で話そうとしていたのがほほえましかったです。こういう経験が、弾んだ会話ができるようにもっと勉強しよう練習しようという意識向上につながるのであれば、まさに一石二鳥です。

予定をずいぶんオーバーしてしまいましたが、みんな満足そうでした。そして、ほぼ真上からの日差しを浴びながら帰って行きました。

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北の海に想う

4月25日(月)

私が知床半島へ行ったのは学生時代ですから、もう40年ぐらい昔のことです。斜里(今は「知床斜里」というそうです)駅からバスで知床五湖まで言った記憶があります。さわやかな好天に恵まれ、知床連山をバックに、気持ちよく五湖めぐりができました。さらに奥地まで進みたいという気持ちが湧き上がったのと同時に、これ以上奥に進んだら自然の神秘を侵すことになるとも思いました。私が足を踏み入れることによって知床の自然が破壊されたら、何の意味もないではないかと思ったのです。

だから、白神山地も屋久島も、行ってみたいですが行っていません。縄文杉のパワーに打たれてみたいです。青池の青さに吸い込まれてみたいです。でも、それは、気持ちだけにとどめておきます。富士山にも登りたいです。日本の最高峰を極めたいですしまし、登山者数はすでに飽和以上だと聞いていますから、冬晴れの日に東京から拝むだけにしています。

知床の海に散ったみなさんのご冥福を心からお祈りするとともに、行方不明の方々が一刻も早く救出されることを願ってやみません。でも、このニュースを耳にした時にまっ先に感じたのは、観光客も船会社も一線を越えちゃったのかなということです。ここには近づいてはいけない、見てはいけないという領域に踏み込んでしまったので、反撃のパンチを食らったのではないかということです。一線を越えた人は今までにも大勢いたのに、あの船に乗り合わせた人たちだけがこのような目に遭うとは、一罰百戒的で理不尽な気もします。

それ以上に理不尽な目に遭っているのが、ウクライナの人たち…。

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