Category Archives: 社会

もう、春?

3月9日(木)

昨日は、日中は暖かくなりましたが、朝は少々寒かったですからコートを着ました。そのコートが、帰りには重くてたまりませんでした。しかし、今朝は新聞を取りに外に出た時から暖かく、今年初めてコートなしで出勤しました。ホームで電車を待っているときも、寒さは感じませんでした。電車内でダウンジャケットなんか着こんでいる人を見ると、“もう春だぜ”なんていう調子で、少し優越感に浸りました。もっとも、ワイシャツの下はヒートテックですから、完全に春装束というわけではありません。

学校に着いてからも、昨日までは暖房を入れるのが最初の仕事でしたが、今朝はまずブラインドを上げて外の明るさを職員室内に取り入れました。暖房がなくても震えながら仕事をするなどということもなく、誰もいない静かな職員室で卒業式以降の授業の準備がはかどりました。

こうなると、花園小学校の校庭の桜を見に行きたくなります。まだつぼみが膨らむまではいかないでしょうから、ごくほんのり青みを帯びた枝を見てみたいのです。しかし、授業後はいろいろと雑用が入り、あっという間に受験講座の時間となってしまいました。明日の卒業式の帰りにちょっと寄り道をして見てきましょう。来週になったらマスクを外してもよくなりますから、外でお昼ごはんとしゃれ込んでもいいですね。

今、ネットで調べてみたら、東京の開花予想日は16日というじゃありませんか。ちょうど1週間後ですよ。満開は24日、期末テストの翌日です。今年は何だか春が早いですねえ。

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春を感じる

3月8日(水)

毎年この時期は、茶道クラブの卒業生がお点前を披露してくれていました。しかし、ここ数年はお茶室の密回避のため、卒業記念のお茶会がありませんでした。今年は、新規患者数も大幅に減り、また、もうすぐ5類ということもあり、久しぶりに復活しました。私もクラスの学生から招待してもらいましたから、顔を出しました。

かつては1枚の畳に体を接するようにして何人も座りましたが、さすがにそれはできず、1畳に1人とスカスカでした。お点前はCさん。入学以来ずっとけいこを続けてきたとかで、所作も堂々としていました。お茶のお師匠さんと言われても、何ら違和感はありません。

私の方はというと、数年のブランクのせいで、うろ覚えだった正客としてのふるまいを完全に忘れており、学生を指導しているO先生に助けられてばかり。お菓子のおいしさもどこかに吹き飛んでしまいました。でも、久しぶりにいただいた抹茶の味には、疲れが消え去り、気力を奮い立たせるものがありました。

正座も久しぶりでした。最初は足がつりそうになりましたが、それをどうにか乗り越え、20分ほどのお茶の時間を何とか持ちこたえました。最近寝ていても何となく腰痛を感じていますが、正座している間はそういった鈍痛も出てきませんでした。私は昔から正座すると腰痛が和らぐたちなのです。

茶器などが片付けられたら、記念撮影。Cさんと同級生のQさんやSさんは足がしんどそうでしたが、笑顔でフレームに収まっていました。床の間で早春オーラを発散していた椿はきちんと写ったでしょうか。

いただいたお茶と正座のおかげかどうかはわかりませんが、午後の受験講座も調子よく進められました。

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心配性

3月3日(金)

JさんはA大学とG大学の大学院に合格しました。さんざん悩んだ末に、A大学の大学院に進学することにしました。しかし、Jさんの悩みはそれにとどまりませんでした。日本で就職しようと思っているJさんにとって、日本の会社はどのような人材を求めているか、そういう人材に成長するには進学後にどうすればいいか、といった点が今の最大の関心事になっています。そんなJさんが、午後、私のところに相談を持ちかけてきました。

人を雇うということは、その人の能力や技術や経験や人脈や個性や、すべてを“買う”ということです。そして、会社は社員に、その給料の数倍のお金をかけるものです。それだけの価値があるかどうかが、会社が社員を採用する際の判断基準です。思い切って言ってしまえば、この人はわが社にどれだけ貢献してくれそうかということで、採用の可否が決まります。

だから、Jさんには、自分を売り込むポイントを探し出せと答えました。そこが出発点です。セールスポイントが思いつかなかったら、大学院在学中に作ることです。そもそも、まだどんな方面に就職するかも明確ではないのですから、大騒ぎしすぎるのも考え物です。でも、Jさんは、自分は昔からそんな性分だと言って苦笑いをしていました。次々と心配事が持ち上がって、気の休まる暇がないのだそうです。

Jさんは4月から大学院に進学しますが、1年後はもう就活です。それまでに、切り札が見つかるでしょうか。就活の武器を手にすることができるでしょうか。

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その気にさせて

2月21日(火)

以前この稿でも取り上げた火曜日の選択授業・日本の地域紹介は、今秋から卒業式直前の最終回まで、学生たちの発表としました。観光・旅行案内を作るという目標を掲げていますから、なにがしかしてもらわなければ困ります。そこで、自分が調べた地域や行ったことのある地方について、クラスで発表するということにしました。

Gさんは全国の3つの牧場を紹介してくれました。私はその3つのうち2つは行ったことがありました。発表の後で「3つの中で一番のおすすめは?」と聞くと、私が行ったことのない牧場を挙げました。「ひつじのショーン ファームガーデン」です。滋賀県米原市にあります。

Yさんは、去年の夏に行った伊豆半島についてでした。熱海の花火大会はパワーポイントからいきなり大きな音が出てきて、びっくりさせられました。聞いていた学生の目は、金目鯛をはじめとする料理に見向いていたようです。

Hさんは鬼怒川温泉と日光。KCPのバス旅行で日光江戸村は数回行きましたが、鬼怒川温泉をじっくり味わったことはありませんね。日光もバス旅行で行きました。雨に降られた思い出が強く残っています。

Mさんは榛名山を取り上げました。2回行ったことがあるそうです。ですから、頭文字Dの聖地などというマニアックなところまで教えてくれました。

こういう発表は、初回の人は“相場”がわからず苦労するものです。でも、4人の皆さんは、それぞれ何か残してくれました。これを見て、来週以降発表の学生たちはペースがつかめたのではないでしょうか。

私を行く気にさせたら、その発表にはAプラスをあげましょう。

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何に春を感じますか

2月20日(月)

“20日”は、いつもの月なら“中旬の最後の日”でしょうが、28日しかない2月に限っては“下旬の最初の日”としてもいいでしょう。そんなわけで、昨日も暖かかったことだし、週の初めのウォーミングアップとして、「春を感じるもの・こと」というテーマで、学生に話し合ってもらいました。

私が春を感じるのは、朝が早くなることです。先々週あたりから、私が学校に就く時間帯に、東の空がかすかに白むようになりました。今朝も、明るいとは言いかねますが、空に朝の気配が幾分か感じられました。3月になると道に捨てられている吸い殻がはっきりわかるようになり、そのうちヒートテック極暖がうっとうしくなります。

学生に答えはどうかというと、「暖かくなります」などという当たり前すぎる答えはともかくとして、コンビニやスタバなど、自分の行く店で春の限定商品が売り出されたことという意見が数人から出てきました。確かにそうですね。桜色っぽいパッケージの品物が増えるのはこの時期です。

周りに花粉症の人が現れるなんていうのもありました。ここ3年ばかりはマスクが目立たなくなりましたが、それ以前はマスクの人が多くなると春でしたね。

木の葉が緑になるという意見もありました。でも、これは正確に言うと、木の葉ではなく、新芽が芽吹くことを言いたいのでしょう。新芽がわずかに顔を出すことによって枯れ枝がわずかに緑色を帯びてくると、春を感じるものです。

多くの学生がうなずいていたのが、日の入りが遅くなることでした。学生が目を覚ますのは日の出のはるか後ですから、私のような春の感じ方は無理です。

明日の日の出は6時22分、日の入りは17時28分です。

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人口減少

1月23日(月)

先週発表された、中国の人口が減少に転じたというニュースの新聞記事をもとに、読解兼日本事情的な授業をしました。中国の学生が多いクラスなので、日本での報道ではうかがい知れない実情がわかるのではないかと期待もしていました。

このニュースについて解説している動画も見せました。学生たちは思ったより真剣に見ていて、意見や感想を述べてくれました。こういう報道は多少センセーショナルな方向に傾きがちなのですが、学生たちの話を聞くと、必ずしもそうではないようです。結婚にお金がかかりすぎるなどというあたりには、盛んにうなずいていました。

中国以外の学生も含めて、将来子供を持つことについて聞いてみると、子供をたくさん作りたいという声は聞こえてきませんでした。子育てにはお金がかかることは承知しており、子育てのために自分の生活レベルを切り下げるのは嫌なようです。

では、少子高齢化にはどのように対処すればいいかと、グループで考えてもらいました。中には、打つ手なしという結論に至ったグループもありました。大半のグループは経済的な支援を挙げていました。これなら各国がすでに何らかの形で取り組んでいます。しかし、華々しい成果は現れていません。

学生たちは、自分の国ではごく平均的な若者でしょう。とすると、学生たちの国々も日本も、人口減少、少子高齢化に歯止めがかかりそうもありません。そういった中での留学というのは、自分の価値を高めるためなのでしょうか、自己実現を考えているのでしょうか。学生たちは、50年後の世界をどう描いているのでしょうか。

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どこへ行きたい?

1月17日(火)

今学期は上級の選択授業も担当します。私がやるのは、留学生目線の日本の観光ガイドを作ろうというプロジェクトです。日本の観光ガイドを作るには、まず、日本を知らなければならないということで、初回は日本の紹介をしました。

日本は島国ですが、これをお読みの皆さんはいくつぐらいの島があると思いますか。学生に聞いたら、30とか50とか、よほど思い切った学生で200などという答えでした。島の定義のしかたにもよりますが、間違ってもそんな少数ではありません。だいたい7000だと言ったら、全員が驚いていました。30なんて、佐渡島、淡路島など、有名な島だけでもそれぐらいになっちゃいますよ。

次は地方の名前、都道府県名です。地方の名前は、中部地方と中国地方で考え込んでいる学生が目立ちました。都道府県名は、関東地方と京都大阪あたりはできましたが、それ以外は北海道沖縄を除いて出来が悪かったですね。

都道府県名が全部出そろったところで、行ったことがある都道府県を聞いてみました。南関東と京都大阪奈良が多く、それに北海道が続く感じでした。他は1人か2人でした。遠出を控えろと言われ続けてきましたからしかたない面はありますが、学生の行動範囲はあまり広くありません。がっかりだったのは、行ったことがある県として埼玉を挙げた学生が約半数だったことです。先学期、川越であんなに盛り上がったのに…。あの日は、ちょっと遠いところまで行ったけど、そこが埼玉県だったとは思わなかったというところでしょう。

最後に、行ってみたい都道府県を挙げてもらいました。すると、沖縄北海道が票を伸ばしました。近畿地方も人気がありましたが、兵庫県はパッとしませんでした。どうやら、神戸と兵庫県が結びつかなかったようです。中国四国九州中部東北も、ごく少数の学生が支持しただけでした。

要するに、知らないから行きたいとも思わないのです。「進学先として地方の大学も考えろ」と指導しますが、地方がどんなところか知らなかったら、学問する場として選ぶはずがありません。この辺を是正していくのも、この授業の役目だと思って、今学期取り組んでいきます。

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どこへ行こうか

1月14日(土)

2019年以前は、節分の日に、学生を連れて豆まきを見に日枝神社へ行っていました。力士数名、有名人少々を含む方々が、仮設の舞台から福豆の入った袋をまき、我々下々の民はそれをダイレクトキャッチし、福をつかむという図式でした。袋の中に“当たり”が入っていると、景品がもらえました。氏子になっている企業がスポンサーになっているのでしょう。私なんかは、たくさんキャッチした学生から、“はずれ”の豆の袋を1つ2つ分けてもらうのが常でした。

2020年は、ちょうど感染が拡大し始めるころでした。日枝神社の豆まき自体は行われたものの、学生も教師も人込みを恐れて日枝神社まで行きませんでした。去年とおととしは、オンライン授業だったり、出かけるような空気ではなかったりということで、日枝神社なんて全く念頭にありませんでした。

今年こそは日枝神社復活と思ったのですが、残念ながら、今年も豆まきはしないそうです。他の神社へ行ってもいいのですが、午前クラスの授業にちょうどいい時間帯に豆まきをしてくれるのは、日枝神社ぐらいなのです。4時ごろからというところが多いようです。最近の感染状況や新しい菌株の感染力を見ると、現時点で予定しているところも中止に追い込まれるかもしれません。今年も教室でひっそりなんでしょうか。

豆まきの準備中の神社やお寺を見ても面白くないでしょうし、でも、教室で豆まきの動画を見るだけでは不完全燃焼のような気もします。もう少し、頭を悩ますことにします。

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入学式挨拶

みなさん、ご入学おめでとうございます。このように多彩な新入生のみなさんがこのKCPに集ってきてくださったことを非常にうれしく思います。

今、私は「多彩な」と申し上げました。世界には200以上もの国があり、それぞれの国がいくつかの地域に分かれます。こうした地理的な意味での多彩さもあれば、民族的あるいは文化的な観点から多彩さを論じることも可能です。さらには、年齢や経歴、経験、今までの専門、将来の計画…、このように考えると、ここにいらっしゃるみなさんおひとりおひとりが個々に違っていると言えます。

みなさんは金子みすゞという詩人をご存じでしょうか。金子みすゞは、今から100年余り昔の大正時代から昭和初期にかけて本州の最西端・山口県を拠点に活動し、500編以上の詩を作り、わずか26歳で亡くなりました。

その金子みすゞの詩で、日本人に最もよく知られている、愛されているのが「私と小鳥と鈴と」です。その詩の最後に「鈴と、小鳥と、それから私、みんなちがって、みんないい」という一節があります。これこそ、日本人を魅了してやまない金子みすゞの心です。

金子みすゞは、この詩を通してお互いの個性を尊重しあおうと訴えています。皆さんが持っている多彩さ、すなわち個性は尊重されるべきものです。しかし、その前提として、自分の身の回りの人の個性を尊重しなければなりません。自分の個性ないしは意見を主張するだけでは、単なるわがままに過ぎません。そんな人は、いずれ誰からも尊重されなくなる、相手にされなくなるでしょう。

自分と同類の人たちを理解するのはたやすいことです。しかし、異質な人たちを理解するには、自分からその人たちを知ろうとする努力が不可欠です。ある人を知るには、その人とのコミュニケーションが欠かせません。そのコミュニケーションの有力なツールが言語であり、みなさんは日本語という言語を学びにこの場にいるのです。

多種多様な人々を理解すると、みなさんの人間的な幅が広がります。人間性を高めるといってもいいでしょう。人間性が高まれば、尊重される人物から尊敬される人物へと進化します。みなさんが思い描いている自分自身の将来像には、多かれ少なかれ、尊敬される人物という面があると思います。この留学は、自分とは違う人たちと知り合うことを通して、そういう将来像に近づくチャンスだと考えてください。

留学は旅行とは違います。写真を撮ってお土産を買って通り過ぎていくだけではありません。その地に暮らし、風土に根差した文化を味わい、そして浸り、多くの人々と交わり、時には力を借り、時には力を貸し、連帯感を築き、あるいは苦い思いもしながら、お互いを理解し合い、見識を高めていく人生の一場面です。知識や情報を得るだけなら、インターネットで十分です。体験すること、生身の人間と触れ合うこと、そして異質なものを受け入れること、受け入れられなくてもその違いを尊重すること、そこに留学の意義を見出してもらいたいです。

今ここにいるみなさんも、“みんなちがって、みんないい”のです。

本日は、ご入学、本当におめでとうございました。

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オタク旅行記

1月4日(水)

五色塚古墳、魚住・住吉神社、魚吹八幡神社、どんがめっさん、家島神社、運河公園、御着城跡、壇場山古墳、播磨国分寺跡、射楯兵主神社、手柄山中央公園、姫路城、好古園、千姫天満宮、男山八幡宮。私が年末年始の休みに行ったところです。兵庫県播磨地方の関係者以外で、姫路城以外にご存じのところがあったら、地歴にかなりの興味をお持ちの方とお見受けいたします。姫路城以外に行ったことがあるところが2つ以上あったら、オタクの域に達していると思います。

五色塚古墳は、神戸市垂水区の海辺の高台にある兵庫県最大の前方後円墳で、明石海峡大橋と淡路島がよく見える絶景の古墳です。古墳ファンには有名です。

魚住・住吉神社の鳥居越しに見える海は、インスタをやっている人なら撮ってアップするところでしょうが、私はやっていませんからそのままスルー。でも、しばらく立ち止まって見とれてしまいました。

魚吹は「うすき」と読みます。姫路市郊外の網干にある神社で、立派な石鳥居と楼門があります。近くの公園の長いすべり台を滑り降りたかったのですが、表面がざらついていて、生地が丈夫なジーンズとはいえ、お尻が破れたらとんでもないことになるので諦めました。

どんがめっさん、家島神社は、姫路港から船で30分ほどの瀬戸内海に浮かぶ家島にあります。この家島、平地が狭く道も狭いため、主要交通機関はバイクと自転車です。全国にここだけと言われている軽自動車の救急車にお目にかかれました。これも、インスタの人なら即アップでしょうね。

運河公園は姫路市の外堀川両岸に造られた公園で、長さが1.5キロほどあります。両岸を端から端まで歩きました。外堀川は、今の姫路城の基礎を造った池田三左衛門輝政にちなんで、三左衛門堀とも呼ばれます。私が泊まったホテルの住所は、三左衛門堀西の町でした。

御着城跡は、黒田官兵衛ゆかりの地ですが、今は姫路市の御着支所がお城を模した建物に入っています。壇場山古墳は、兵庫県で五色塚古墳の次に大きい古墳ですが、藪の中に埋もれていました。播磨国分寺跡は、全国の国分寺跡同様、礎石ぐらいしか残っておらず、勝手に想像を膨らませるばかりです。

射楯兵主神社は「いたてひょうすじんじゃ」と読み、播磨国総社とされている立派な神社です。ホテルの人の話によると、姫路で初詣と言えばここだそうです。

手柄山中央公園の展望台からは、姫路城をはじめ、姫路の街が一望できます。公園内には水族館や植物園や平和資料館などがありますが、いずれも年末年始休館中でした。

姫路城は、平成の大修理の最中に、外囲いから城を見下ろせるというので行って以来です。さすが国宝・世界遺産、今回私が行った中で一番混んでいました。好古園は姫路城の脇にある人工庭園です。姫路城の入城料が1000円、好古園とのセット券が1050円なので、ついでに入りました。

千姫天満宮と男山八幡宮は、姫路城北西の男山にあります。ここの頂上からの景色も素晴らしかったですね。遠くに瀬戸内海が見えました。長い階段を一気に登り息が弾んだのでベンチに横になると、青空に吸い込まれそうで気持ちよかったです。

何だか姫路市観光協会の回し者みたいな文章になってしまいましたが、オタクの旅に出てみたくなりましたか。なお、私はグルメではありませんので、食事の話はいたしません。

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