Category Archives: 社会

マスクなし

6月5日(月)

昨日は1日中全くマスクをしませんでした。第1回の緊急事態宣言が出される前以来ですから、3年3か月ぶりか4か月ぶりでしょう。電車にも乗ったし、お店にも入ったし、ごく普通に生活しましたが、朝から夜までマスクなしで通しました。

今年3月から、マスクは本人の自由意思となりました。でも、私はマスクをしてからというもの風邪をひかなくなったというマスクの効用も実感していましたから、マスクを外すことには慎重でした。最後までマスクをし続けるのではないかという予感もしていました。

とはいうものの、やっぱりマスクは鬱陶しいですね。マスクを外して歩くさわやかさには勝てません。最初はちょっぴり罪悪感もあったのですが、今は咳やくしゃみでもしない限り、そんなものは感じません。

さて、午後から年に1度の校内進学フェアがありました。昨年まではマスクはもちろんのこと、フェイスシールドやアクリル板も繰り出したこともありましたが、今年はマスクなしの大学が過半でした。大学や大学院の授業も、同じようにマスクなしでやっているのかなと思いました。私は、外ではマスクなしでも、授業では大声を張り上げてしゃべりますから、一応マスクをしています。

マスクに関しては学生たちの方が保守的なようで、ノーマスクの大学担当者対マスクをした学生という図式が多かったように見受けられました。私のクラスのMさんはマスク派でしたが、数校のブースを回って資料を集めていました。いわゆる有名校ばかりではなく、堅実なところの話もしっかり聞いたようです。先学期受け持っていたKさんは女子大に興味を持っていると言っていましたが、その通りに女子大の話を真っ先に聞いたようです。

この学生たちが受験の本番を迎えるころには、マスクなしがさらに浸透していることを願っています。

日本語教師養成講座へのお問い合わせはこちらへ

七冠誕生

6月2日(金)

昨日、藤井聡太六冠が名人位を獲得し、七冠になりました。14歳でプロ棋士になった時からずっと注目され続け、順調に力を伸ばして次々とタイトル戦を制し、最高のタイトルとされる名人位も手にしたのです。秋に予定されている王座戦に勝てば、八冠独占となります。

その藤井新名人、まだ20歳です。KCPの学生たちと同年代です。身を置く世界がまるっきり違いますから、直接比較するのは無意味です。でも、飽くなき向上心だけはKCPの学生たちに見習ってもらいたいです。

藤井新名人は、勝負が終わった後の感想戦が長いそうです。感想戦とは、今指し終わった将棋を、対局した2人が最初から振り返り、重要な局面でどんな指し方があったか研究する場です。勝っても負けても、ここでこう指していたらどんな変化が生まれたか、最善の手筋は何だったのか、そういったことを時間の許す限り追究することが、新名人の力の源なのでしょう。

AIが将棋名人を破ってから数年になりますが、新名人は、そのAIすら思いつかなかった(計算できなかった)素晴らしい手を繰り出すこともしばしばだといいます。天賦の才もさることながら、上述のような向上心こそが、AIをも上回る頭脳を作り上げているのです。

今の学生たちは、概して勉強時間が足りません。1日わずか1時間か2時間の勉強で、有名校を並べ立てた志望校に入れると、本気で思っているのでしょうか。テストを返却すると点数だけ確認して鞄にしまい込んじゃうようだと、先行き見通しは暗いです。

新名人はプロ棋士230名の頂点に立ちましたが、KCPの学生だって、せめて10人の中の1番にならなければ、頭の中に思い描いている夢を実現させることは難しいです。教師に尻を叩かれたら、素直に慌てて勉強してほしいです。

日本語教師養成講座へのお問い合わせはこちらへ

パソコンが壊れた?

5月29日(月)

先週、今年の1月に買ったパソコンが、突然電源が入らなくなってしまいました。こういう時は電源ボタンを長押ししてみるのが常道ですからそうしてみました。しかし、何の変化もありませんでした。前のパソコンを処分せずにとっておいたので、とりあえずそれを使って急場をしのぎました。

そして、昨日、メーカーのサポートセンターに電話を掛けました。日曜日の午後ですから、きっと長い時間待たされるだろうなと思いながら音声ガイダンスに従って1とか2とか入力していくと、わりとすんなりオペレーターにつながりました。

「お待たせしました」の「おま」ぐらいで“あ、この人、外国人”とわかり、しかも国籍まで見当がついちゃいました。外国人となると、早口でまくし立てても通じません。せいぜい中級クラスの学生向けの話し方で、「先週の木曜日から電源が入らないんですが、どうすればいいでしょうか」と聞きました。

「そのことについて、何かお心当たりはありますか」と、おそらくはマニュアル通りの質問がありました。「いいえ、全くありません」と答えてしまってから、“全く”よりも“全然”のほうがよかったかなと思い直しました。でも、通じたようで、その次の質問を繰り出してきました。

結局、私がしたよりもずっと長い時間の長押しをしたら、どうにか復旧しました。そう告げると「そのほか、お聞きになりたいことはありますか」と、これまたマニュアル通りらしき確認。「おかげさまで問題は解決しました。どうもありがとうございました」と答えると、一瞬、間があきました。ちょっと難しかったかな。

パソコンの細かいところの動作チェックをしながら、あの人はどんな日本語教育を受けてきたのだろうと思いました。発音はイマイチですが、やり取りのシチュエーションが限られるという面もあるでしょうが、聞き取りはきちんとできました。上級の力があると思ってもいいような気がしました。

ウチの学生も、専門知識があれば、このくらいの受け答えができるでしょうか。背後から日本人の声が聞こえましたから、サポートセンターは日本にあるのかもしれません。日本で働くとは、こういうことも含まれるのです。私のような素直な客ばかりとは限りませんよ。

日本語教師養成講座へのお問い合わせはこちらへ

手堅く

5月19日(金)

日本留学を考えている外国人に日本のどこに留学したいかと聞いたら、多くの人は東京と答えるでしょう。では、2番目に人気を集めるのはどこでしょう。たぶん京都ではないかと思います。観光するなら北海道や沖縄が2位になるかもしれませんが、勉強するとなると、京都が強いのではないかと思います。

その京都の大学・専門学校の進学説明会がありました。説明会は、東京の日本語学校向けにオンラインで行われました。数年前から毎年このくらいの時期に開催されるのですが、2位は堅いのではないかと思われる京都が官民を挙げて留学生を集めようとする姿に、参加するたびに感心させられます。世界遺産の街、観光の街であるのと同時に、大学の街、学問の街でもあり続けたいのでしょう。留学生を集めるということは、国際都市の一側面もさらに強化したいと思っているに違いありません。

大阪、名古屋、札幌、福岡といった大都市と比べると、やっぱり京都には学問の街というイメージを強く感じます。これは日本人だれしも感じることだと思います。しかし、京都はそれにあぐらをかかず、果敢に攻めます。東京では味わえない青春が送れると訴えます。将を射んと欲すればまず馬を射よとばかりに、日本語学校の教師に攻勢をかけます。私はそういう京都に脱帽します。

本当は、遅くとも30年前、バブルがはじけた直後あたりから、日本国がこういうことをしなければいけなかったと思います。強みをさらに強くする手を打って、例えば半導体で確固たる地位を築いていれば、現今のような閉塞感には襲われなかったのではないでしょうか。人口減で社会が縮む一方という漠然とした不安も、こんなに色濃く漂うようなこともなかったと思います。

日本語教師養成講座へのお問い合わせはこちらへ

口元すっきり

5月8日(月)

関西は全体的にマスクの縛りが緩いようで、街を歩く人も、電車の乗客も、お店の中でも、マスクを外している人が目立ちました。インバウンドの皆さんに限らず、日本人も堂々と鼻と口を出しておしゃべりもしていました。私もそれにあやかって、マスクなしで過ごすことが多かったです。もっとも、私は梅田や難波や三宮や清水寺みたいなおおぜいの人が集まるところへは行きませんでしたから、そういうことができたのかもしれませんが。

ホテルの中も、だいたいマスクなしでしたね。私はチェックインの時マスクをしていましたが、マスクなしで話している人の方が多いように感じました。ホテルの従業員は、マスクをしていましたが。お客は、原則マスクなし、でもマスクは持っていて、いざという時は着用といったところでした。

さて、どこをほっつき歩いていたかというと、芥川山城、愛宕神社、清凉寺、天ケ瀬ダム、服部天神などというところへ足を延ばしました(ご存じのところがありましたか)。でも、思ったより人がいましたね。芥川山城、愛宕神社は大阪や京都の人たちのハイキングコースとなっているみたいで、家族連れ、ペット連れ、カップル、気の合う仲間などで歩いている人たちがかなりいました。山の中ですから、その大半がマスクなしで談笑しながら自然を楽しんでいました。私も、マスクをかばんにしまい込んで、思い切り緑の空気を吸いました。もう、2019年に戻っていました。

帰りの飛行機は満席でしたから、マスクをしました。飛行機を降りてからも、なんとなく外すチャンスがなく、結局家まで鼻と口は覆ったままでした。

「さあ、5類だ。マスクを外そう」と思っていたのですが、家の外に出たらなんとなく気持ちがなえて、結局学校までマスクを着けたままでした。教室に入ると、学生たちは全員マスクをしていました。大阪の学校はどうなんだろうと思いながら、出席を取りました。

日本語教師養成講座へのお問い合わせはこちらへ

逆効果

5月1日(月)

昨日、家の前のショッピングモールにある靴屋の店先を通ると、2足で7000円以上の買い物をすると10%割引だと出ていました。私が旅行などで長距離を歩くときに履く靴(川越へも秩父へも履いて行きました)はめったにバーゲンになりませんから、チャンスと見て店に入りました。その靴の棚まで行き、そばにいた店員さんに聞きました。「同じ靴を2足でも割引になりますか」「はい、7000円以上でしたら10%引きになります」「じゃあ、この靴の26.0センチを2足ください」「はい、ありがとうございます。在庫をお調べします」。

店員さんはそう言って、商品のバーコードを読み取りました。「申し訳ございません。26.0センチは在庫がございません。25.5センチか26.5センチならあるのですが…」と、少し残念そうな顔つきで教えてくれました。まず、こいつ、本気で言ってるのかと、ちょっとムカつきました。私が買おうとした靴は、長距離を歩くためのウォーキングシューズです。サイズが違ったら靴擦れができかねません。そんなことぐらい、靴屋の店員なら常識だと思うのですが。

「じゃあ、結構です」と断って立ち去ろうとする私に、「そうですか。大丈夫ですか」とその店員。「大丈夫なわけないでしょう。欲しい靴がなかったんですから」と怒鳴りつけてやろうかと思いましたが、大人げないのでやめました。もちろん、店員の言いたいことはわかりますよ。「お買いにならなくても大丈夫ですか」「代わりの靴をお探ししなくても大丈夫ですか」というあたりでしょう。

でも、なかなか安くならない靴が安く手に入るかと思ったらそううまくいかなくてがっかりしていた私は、心理的には全く“大丈夫”ではありませんでした。そんなところに無神経に「大丈夫ですか」と声を掛けられたのですから、その前段階でサイズ違いならあると言われたことも相まって、怒り狂いたくなったのです。

私は以前から安易に使われる「大丈夫」に批判的な目を持っていましたが、これほどムカッと来たことはありませんでした。店員が「そうですか。申し訳ございません」「代わりの靴をお探ししましょうか」「こちらの靴も歩きやすさにかけては引けを取りませんよ」ぐらい言ってくれたら、ごく普通に店を出られたんですがね。

連休は、秩父にも履いて行った靴で、関西を歩き回ります。

日本語教師養成講座へのお問い合わせはこちらへ

秩父は初夏

4月28日(金)

西武池袋駅の特急ホームに入線したラビューは、黄色のシートも印象的でしたが、それ以上に窓のカーテンの大きさに度肝を抜かされました。一般住宅のベランダの出入り口に掛かっているカーテンを一回り小さくしたくらいで、とても電車の窓の日よけとは思えない大きさでした。

天気が良かっただけに、大きな窓からは日差しもたっぷり降り注ぎましたが、カーテンを使う学生はあまりいませんでした。左手前方に富士山が見えると案内すると、右側席の学生も体を乗り出して見ようとしていました。

横瀬駅からは、歩いて羊山公園へ。途中の景色は、ザ・日本の田舎というべきのどかさで、レンズを向ける学生もちらほらいました。ちょっと距離があるかなと思いましたが、学生たちはおしゃべりしながら歩き続けました。

羊山公園の芝桜は、ネットに書き込まれていた通り、盛りは過ぎた感じでしたが、私の目にも学生の目にも、十分美しく映りました。ネット情報を知らなかったら、もっと感激に浸れたかもしれません。

お昼を食べて芝生に寝転がったら、本気で眠ってしまいました。芝生の丘の適度なカーブが背筋を伸ばすのに持って来いで、それがとても心地よい刺激になりました。

それから、市街地に下りていきました。かなりの急坂もありましたが、そこからは街並みが手に取るように見えました。絶景に引き寄せられた学生が道を渡るのにちょっとヒヤッとしました。私たちと同じく芝桜を見に行く車が結構ありましたから。どうということはない住宅地を抜けて、秩父神社へ行きました。

秩父神社は左甚五郎の彫刻があり、日光東照宮と同じく極彩色に塗られていました。色が鮮やかすぎるとありがたみが薄れてしまうというのは、私のひがみ根性のせいでしょうか。学生たちは、彫刻を見上げては感心したような表情であれこれ友だちと語り合っていました。

神社と言えばおみくじと絵馬です。何度もおみくじを引いて先生にたしなめられたり、引いたおみくじの意味を先生に尋ねたり、そのおみくじをどこに結べばいいか聞いたり、絵馬の願文をじっくり読んだり、まあ、いろんな学生がいました。

西武秩父駅で解散でしたが、行きで味を占めたのか、ラビューで帰ろうという学生がおおぜい特急券販売機の前に並びました。一時はどうなることかと思いましたが、希望の学生を全員飲み込み、他のお客さんもみんな乗せて、定刻に出発していきました。電車の収容力は大したものです。

夕方になっても、肌寒さは感じませんでした。秩父は、もう初夏です。

日本語教師養成講座へのお問い合わせはこちらへ

精進料理とは

4月19日(水)

中級クラスの読解のテキストに、“精進料理”という言葉が出てきました。ふりがながついていたので読み方はわかります。「精進料理はどんな料理か知っていますか」と聞くと、「肉がない料理」とか「お坊さんが食べる料理」とか、テキストに書かれている内容や辞書的な意味が返ってきました。

その答えでで「うん、そうだね」と言ってしまってもいいでしょう。でも、学生は「肉がない料理」と言えばサラダという反応をしているおそれがあります。そこは否定しておかなければなりません。

こういう時に便利なのは、やっぱりgoogle先生ですね。精進料理の画像検索をして、その結果をモニターに映し出します。検索結果の最初に出てきたのは、料理が美しく盛り付けられたお椀やお皿が数えきれないほど並んだ超豪華精進料理です。見た感じ、一人前1万円は下らないでしょう。教室内に小さなどよめきが沸き上がりました。でも、これは「お坊さんが食べる料理」じゃありません。

そこで、“永平寺”という検索語を付け加えると、永平寺の修行僧の朝食がモニターに大写しになりました。おかゆと漬物と塩とお菜が少し。「これが、お坊さんが食べる料理だよ」と紹介すると、超豪華精進料理以上の、何とも形容しがたい声が学生から漏れてきました。「それで満腹になりますか」「はい。毎日こういう食事を続けて、仏教のトレーニングをしていれば、空腹は感じなくなるそうです」(“満腹”“空腹”は先週覚えたばかりの単語)なんていうやり取りも通して、学生たちの頭に精進料理が強くインプットされたことでしょう。

このテキストのテーマは精進料理じゃありませんから、ちょっとした脱線なんですがね。1日に1回ぐらい、こんな驚きを味わう時間があってもいいんじゃないかな。

日本語教師養成講座へのお問い合わせはこちらへ

マスクなし

4月7日(金)

始業日は教科書販売があります。その日のクラス担当の教師が学生を1階の事務カウンターまで学生を連れて来ます。その学期に使う教科書をかわせたら、また連れて帰ります。

今学期金曜日はクラス授業がない私は、販売担当としてカウンターに立ちました。先学期受け持ったBさんが、新しいクラスの一員になって現れました。神妙な顔つきで新しい教科書を手に取っていましたが、同じクラスにしたはずのYさんとGさんがいません。「ほかの2人、どうした?」と小声で聞くと、「欠席です」という答えが返ってきました。「悪い学生だなあ。Bさんは休んじゃだめだよ」「はい、わかりました」という感じで、自分のクラスだった学生の“その後”は気になるものです。

他のクラスでも、KさんやSさんの姿がありませんでした。授業の後で担当の先生に伺うと、やはり欠席でした。金曜日1日だけ学校へ行くのは面倒くさいと考えて、自主休校にしたのでしょうか。2人とも、先学期の出席率は若干問題ありだっただけに、ちょっと心配です。こんな調子だとあっという間に1年が過ぎて、行先が決まらないままKCPを出なければならなくなることだって考えられます。

今学期の特徴は、3年3か月ぶりに、校内でマスクを強制しなくなったことです。教科書を買いに来た学生にも、ノーマスクの学生がちらほらいました。Jさんなんか、声を聞かなかったら気が付きませんでしたよ。でも、とてもさわやかな感じがしました。

東京の新規患者数は増えたり減ったりしていますが、教室でも街中でも、じわじわとマスクなしが増えていくんじゃないでしょうか。私も衣替えを機にはずしちゃおうかな。そのころには5類になっていることだし…。

日本語教師養成講座へのお問い合わせはこちらへ

+3.5度

4月6日(木)

東京の桜は、もうすっかり普通の木になってしまいました。丸ノ内線四ツ谷駅からちらっと見える桜も、すっかり若葉です。花園小学校の桜も、先週あたりはかろうじて木の下のベンチでお花見をしながらランチとしゃれ込んでいるグループもいましたが、今はもう、うつむいてスマホをいじっている人ばかりです。

気象庁の発表によると、東京の3月の平均気温は、平年より3.5度も高く、史上最高だったそうです。東京に限らず、全国的にかなり暖かな3月だったようです。もちろん寒い日もありましたが、私も早々に真冬装束を解き、卒業式のころから春の装いです。もうコートをクリーニングに出しても後悔することはないでしょう。

昨日の入学式も、新入生を歓迎に来てくれた在校生の中には、半袖の学生が何名かいました。私はさすがに半袖を着る気にはなりませんが、半袖の学生を見ても寒そうだとは思いませんでした。通訳をしてくれたMさんなんかも余裕の表情でした。

平均気温が1度上がるだけでも大変なことになると世界中で大騒ぎしているのに、3.5度も上がってしまった東京はどうなるのでしょう。半袖姿の学生が自然に見える程度で済むとは思えません。7月、8月あたりに3.5度高くなったら、暑さのために臨時休校などということもあり得ます。今年の夏も電力に余裕がないと言いますから、みんなが一斉にエアコンを使って、東京がブラックアウトなんて悪夢すら考えられます。

明日から新学期です。学期の後半は、クールビズでノーネクタイです。まさか、連休のころから蒸し暑くて夜も眠れない…などということはないでしょうね。

日本語教師養成講座へのお問い合わせはこちらへ